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【ビジネス書好き教員のおすすめ】3つの幸福

最近「幸せに生きる」ことが重視される時代になったとよく聞きますが、幸せとは何でしょうか?精神科医樺沢紫苑さんは「ドーパミン、セロトニン、オキシトシンが十分に分泌されている状態で、私たちは幸福を感じる」と著書「3つの幸せ」で書いています。私がこの本を読んで、1年ほど実践してみたことでやってよかったなと思うことを5つランキング形式で紹介します。

5位:小さな幸福に気付く重要性

日々の生活の中での小さな幸せに気付くことは、幸福感を高める重要な要素です。例えば、日々の小さな楽しみや成就に注目することは、幸福度を高めるとされています。ポジティブ心理学の分野では、このような小さな幸福に焦点を当てることが、幸福度を高める効果があることが示されています。
私は夕方に1日の振り返りをノートに書いています。その中にはうれしかったことを思い出すワークがあります。いいことなかったなと感覚で思っている日でも思い返すとよかったこともあるんですよね。それが増えるように行動することで生活に変化があったと感じています。年齢が上がると日頃の幸せも特別なことと同じくらい幸福を感じるようになるようなのでアラフォー以上の人は特に効果があります。

4位:つながりと愛の幸福

人間関係や社会的なつながりは、個人の幸福感を大きく左右します。親しい友人や家族との良好な関係は、心の充足感を生み出します。例えば、定期的に友人や家族と過ごすことは、オキシトシンのレベルを高め、幸福感を増すことが証明されています。
家族でキャンプに出掛けたり、仲の良い人で飲み会や食事にいったりすることを計画的に行っています。飲み会は年間でだいたいの時期が固定化されてきています(笑)あとは子供の保育園や学校のボランティアになるべく行くようにしています。ただ、3位の行動も含めてやりすぎるとよくないと思っています。それを知るためにギブ&テイクという本は参考になります。

3位:親切にすることの幸福感

他者に対する親切な行動は、自己の幸福感を高める効果があります。たとえば、他人を助けることや感謝の気持ちを表す行為は、オキシトシンの分泌を促し、心の満足感をもたらします。この点に関する研究では、他者への親切な行為が自己の幸福感を高めるという結果が得られています。
メモの魔力で有名な前田裕二さんの動画で「期待の円の外」をするという内容が面白かったので、職場でも家庭でもチャンスとアイディアがあったらやるようにしています。これについて書いた記事もあるのでよかったらどうぞ。

2位:健康の幸福

心と体の健康は幸福感に直接影響します。例えば、定期的な運動はセロトニンのレベルを高め、気分を改善することが知られています。また、バランスの取れた食事や十分な睡眠は、身体の健康を保ち、精神的な幸福にも貢献します。研究によれば、健康的なライフスタイルは、長期的な幸福感をもたらすとされています。
30代後半から一気に健康志向になった私。食事管理、21時就寝、毎日20分の運動、腸活をやっています。健康を意識するようになってからダイエット、仕事の評価、仕事外の活動などできることが一気に広がりました。健康大事。

1位:自己決定の重要性

自己決定性は、個人の幸福に最も大きな影響を与える要素です。これは、自分の人生の決断を自分で行い、その結果に責任を持つことを意味します。例えば、キャリア選択や趣味の追求において自分自身の意志で決定を下すことが、自己効力感を高め、結果として幸福感をもたらします。心理学の研究では、自己決定性が高い人は、ストレス耐性が高く、生活の質が向上することが示されています。
仕事において自己決定できるかは重要です。そのためにアピールがとても大事だとここ数年で痛感しています。仕事が割り振られなくても自分のやりたい仕事は提案する。そうすることで自分のポジションを周りに知ってもらって、自分のやりたい仕事を回してもらえるようになりました。待って振ってもらうのではなく、もらいにいくということが面白い。

このランキングは、「3つの幸福」の中で特に重要とされるポイントを、科学的なエビデンスに基づいて整理したものです。それぞれのポイントを日々の生活に積極的に取り入れることで、より充実した幸せな毎日を過ごすことが期待できます。幸福には多くの側面があり、これらの要素をバランス良く統合することが、豊かな人生を送るための鍵となります。

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