現実と夢のはざまで
ニュースを見ればどこも悲観的なものが目に入る。
高騰、賄賂、不倫、スポーツ、芸能、政治……
見れば見るほど、空しくなってくる。
そして現実を見つめると苦しい。
周りが自分が、そして世界が生きにくいようにしているようだ。
車も買わず、外国にも行かず、とりあえず節約しようとしてもお金は貯まらない。
ただ、インターネットを開けば疑似体験で外国に行った気になるし、言語の壁も全く気になくなる。
オンライン上で交流もできる。なんなら車も走らせられるだろう。
どこでも住めるとしたら、物質的なところではない精神的な安らぎを求めて住むだろう。
自分だけの自分なりのカスタマイズをして、その世界にダイブする。
人はそれを最先端の科学だと吹聴する。
我々は小さい頃から夢を見、絵本などを読み空想したではないか。
それが具現化しただけに過ぎない。
「現実を見なさい」
この言葉がなくなる日がいつか来るのだろうか。
そういう世界に耽るのも一興だろう。
#どこでも住めるとしたら
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