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#14 読書感想文 サラダ記念日

読んだ本の紹介


もう伝える必要はないでしょう。有名な本です。
オーディオブックで聞きました。

この本を読んだ理由


日本語作文を教えていると、俵万智さんのサラダ記念日の紹介がある。

「思いきり愛されたくて駆けてゆく六月、サンダル、あじさいの花」

である。

あらすじ


俵万智さんの有名な歌集である。

良かったところ


発売日が1987年5月8日ということに驚いてしまう。

たしかに電話などの歌については時代の流れを感じるが、それ以外は今でも色あせない、そしてほっこりしてしまう。

日頃にある小さなことで、「心」がどのように動くのか、どう考えるのかという学びには最適である。

気になる箇所


①学校でこれを教えようとしても、「心の動き」というのは全世界共通の考えではないので、気をつける必要がある。今もなお、解決策は見つかっていない。

②聞いていただけなのだが、「女性」の気持ちというのを勝手に想像してしまった。本当は、それだけではないのだが、自分の認識を再確認することになった。まだまだ、ステレオタイプを持っているかもしれない。

③「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの

→気に入った一句である。「缶チューハイ」というところ、数字、そして疑問形、最後に最初に言われる言葉。なるほど、と感じてしまう。


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