地方在住型ワークの制度ができるまで①
2022年4月に山形県鶴岡市に移住することになりましたが、今回はそこに至るまでの過程について少しお話しします。
ちなみに、こちらが前回のnote。
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「いいですね~、そういう働き方ができる会社は…」
はい、そんな声が聞こえてきた気がします。
「いえいえ、そんな制度はなかったんですよ…」
ええ、ええ、実はありませんでした。
株式会社ショーケースは、テレワーク率95%で、在宅勤務もokで、コロナ禍においては各事業部・部門で必要に応じて出社日数を決めているくらい柔軟に働けます。
東京都が主催する「TOKYOテレワークアワード」では大賞を受賞するくらいの働き方先進企業でも、実は地方在住型ワークはなかったんですよね。。。
そんな、ある日、1on1で上司にフランクに相談。
僕「在宅勤務がokなら、地方在住型ワークもいけますよね?」
上司「なるほど、じゃあ社内で提案してみましょう」
こういう後押しをしてくれるの嬉しいですよね!
上司「なんかいける気がするんですよね、パートナーの転勤の都合で四国からフルリモートしている社員もいるし」
僕「え??」
…………四国からフルリモート
……四国からフルリモート
四国からフルリモート!?!?
なんだ、この「恋人未満 友達以上」みたいな、「告ればイケる」みたいな状態は!!
制度はないけど、ちゃんと提案すれば制度化できそう!?
この時、一筋の光明が差した気がする。
いや、間違いなく差した。
これを聞いた瞬間から、僕は社内向け提案書を急いでつくり始めた。
社内向け提案書、かいつまんで紹介します。
提案書のポイント①:人間っぽさ
地方在住型ワークは働き方だけど、移住は生き方だ。
なので、ビジネスライクな
「社会的な潮流→イシューの提示→リスクと機会→対策案→費用対効果」
という流れではなく、
「僕という人間、そして僕の家族について知ってもらう」
ことを提案の冒頭に持ってきました。
■僕について
実は、僕の故郷は伊豆七島の新島で、妻の故郷の鶴岡とは友好町村。
これって、地味に凄くないですか!?
人は運命という言葉に弱いものです。
既に提案をされている方は「No」と言いづらくなっていると思います。
■妻について
妻は鶴岡が大好き。
年末年始、春休み、GW、夏休みは、子ども達を連れて帰省。
(※コロナ禍においては自粛)
「ほとんど、東京いないじゃん…」って、提案をされている方は「もう既に地方在住型ワークと変わらないかも?」と思い始めているはず。
■子どもたちについて
そして、禁断の「子どもたち」の話。
子どもたちは、おじいちゃん・おばあちゃんが大好き。
この情報で、いよいよ本格的に提案を拒否しづらくなってきました。
■ダメ押しの人間っぽさについて
そして、極めつけはコレです!!
この斬られて死に損なっている武士は僕です!!
(※赤く〇で囲ってあるやつです)
鶴岡好きと歴史好きが高じて、毎年8月に開催される荘内大祭で甲冑を着て、街を練り歩いたり、殺陣で斬られ役を仰せつかったりしていました。
武士…これ以上の人間っぽさはないでしょう
誰も観ないと思いますが、フルバージョンを置いておきますね。
前半部分で、かなり長くなってしまいました。。。
実は、まだ提案書は続きます。
続きは、また次回。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!!
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