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悩んだときはしいたけ占いをみようと決意を新たに。(cakesnoteフェスレポート)

6月29日・30日の二日間に渡って開催された「cakes note fes」。私は29日にの一日だけですが、行ってきました。

「もしかしてだけどー、もしかしてだけどー。しいたけさん、ご本人がいらっしゃるんじゃないのー?」と、ちょっとだけそわそわしながら待っていた「しいたけ.サロン」についてのレポートです。

ただ、会場でメモをとったわけではないため、こんな風なニュアンスのことをお話しされていました、というレポートであることをあらかじめ書いておきます。

やっぱりそうだよね、というおおかたの予想通り、しいたけ.さんは「天の声スタイル」での登壇でした。(別室にいらっしゃっるようで、姿は見えません)

ただ、しいたけ.さんの声を初めて聞いたのですが、低音ボイスの若干ときめくような声でした。インスタライブなどもされているので、聞いたことある人はご存知だと思います。ただ、その話し方がすごく優しくて、すっと心にしみ込むような印象を受けました。


しいたけ.さんが占いをしようと思ったできごとや、なぜnoteという場所を選んだかなど、いくつかのトピックをお話しされていました。

しいたけ.さんは哲学を学んでいらっしゃって、もともとは占いはそれほど興味をお持ちではなかったそうです。「男の人はなやみがあっても、あんまり占ってもらおう、とかそういう気持ちにはならないと思うんですよね」とおっしゃられ、会場にいた男性の方も頷く、という場面がありました。たしかに、女性の方が占いが好きだっていう印象が強いように感じます。

ただ、しいたけ.さんがある人に占ってもらった時「結構当たってる」と感じ「それはどうやってやっているの?」と質問したところ「これは全部技術だ」と、言われたそうなんですね。そこで「じゃあ、その技術を学んでみたい」ということに。ちょっと詳しくは分からないのですがインドで石と話す修行をするなど、占いの技術を身に付けていったそうです。

noteという場所を選んだ理由について

しいたけ.さんは普段、VOGUE GIRLで「週刊しいたけ占い」というのを毎週月曜日に発表されています。けれど、ここで占いを書いているときに、「もっと書きたい。文字数が足りない」と思うことが多いそうです。「今週の牡羊座、すっごくがんばってる……」なんて、執筆していて、泣きそうになってくることもある。けれど、文字数の制限で、ピンポイントでしか解説できないことがすこしもどかしい、と言ってらっしゃいました。

また、突飛なことを書いても、受け止めてくれる。noteにいるひとたちは良い意味での「変態の集まり」だとも。何でもおもしろがってくれる、そういうひとたちだと思うんですよね、と。媒体によっては「こんなこと書くと引かれそうだな」など、やはり相性の問題があるとおもうけれど、noteは受け入れてくれるだろう、ということで選ばれたそうです。しいたけ.さんにとっての「変態」って、すっごく褒め言葉なので、聞いていて、ちょっと嬉しかったです。

noteをオーラリーディングしてみた

しいたけ.さんはオーラを見る、というか感じて、色で表すということもされています。(それも技術で習得されているそうです)それで、今回noteというプラットフォーム自体を「オーラで表す」という、斬新な鑑定をされていました。鑑定結果がこちら。

黄色いオーラはメディアなどに現れる色として、一般的なものだそうです。

その黄色いオーラを囲むように、水色のオーラが。写真でも解説されていますが、「なんでもあり」というわけじゃない、なにかこだわりや信念のある人を求めています、というオーラ。頭の上にある「過激派の赤」。これが少し珍しいとのこと。運営サイドの立ち位置なんですけれど「これ以上儲けすぎなくていいから」など言ってしまう戦略がありそう、などと分析されていました。こうなりたい、という理想はある。けれど、手を加えすぎないで、どこか利用者が自由にできるような余白もある、ということでした。

確かに、まだnoteを使いはじめてもうすぐ一年、といったところですけど、水色のオーラとか、ちょっと分かる気がします。


最後に、会場に質問ボックスが置いてあったので、そこに寄せられた質問にいくつか答えてくださっていました。

質問自体をはっきり覚えていないのですが「しいたけ.さんの占いはなぜ優しいのか」に対する回答がずしっと心に響きました。

今この瞬間でも、「ああ、もうトイレ行きたいし、話長いし、そろそろ終わらないかな」とか、すっごく気になるんです。いろんなことが気になって、大丈夫かなと思うんだそうです。占いを求めている人って、もう既に悩んでいて、がんばっている状態。そこで占いに頼っているのだから、「がんばってください」とは言いたくないんです。もう十分がんばって、悩んで、占いをみているのだから。だから、少しでもホッとした気持ちになるようにできれば、というようなことをお話しされていました。

しいたけ.さんは「村にいるおじいちゃん」としての立ち位置を目指していらしゃるそうです。特に役に立つわけでもないし、昼間とかウロウロしてるけど、「どうしたの?」と声をかけて、困っている子の話を聞いたりするような優しいおじいちゃん。(……いや、たぶんまだお若いと思うので、おじいちゃんでなくても良いと思うのですが)誰からでも、どんなことでもいいから気軽に声をかけてほしいし、noteだとコメント欄などもあるので、そういった機能もどんどん活用していきたい、とお話しされていました。


しいたけ.さんの占いって、ほんとうにユーモアがあって、且つ優しいんですよね。がんばって、とは言われないし、むしろ「今週は自然の多い場所でのんびりしてください」とか言ってくださるんですけど、「よーし、しいたけ.さんがついてるし、のんびりしよう! そしてがんばろう」となぜか勇気づけられます。

お話しされている言葉の端々からも、優しさがにじみ出ていました。優しさや気遣いが前提としてある占いだからこそ、多くの人から求められているんですよね。困ったり、悩んだときはやっぱりしいたけ占いを見て、勇気づけてもらおうと改めて決意しました。





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