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2017年、大厄の年。

12月28日に、無事に仕事納めとなり冬休みに突入しました。

毎年年末になると、ユニコーンの「雪が降る街」が頭のなかでエンドレスリピートします。あーと、なーんにちかでー 今年もおわるからー。本当に名曲です。

年末年始に、やりたいことがいっぱいあるなあ、とぼんやり考えながらFacebookのタイムラインを見ていると同級生の女の子の投稿が、ふと目にはいりました。そこには「今年もあとわずか! 大厄だったけれど、無事に乗り越えられそうです!」
え? ちょっと待って?
わたし、あなたと同い年よ?
早生まれなのも一緒よね?

え? 今年大厄だったっけ?

女の人は三十代、ほとんど、ずうっと「厄年」なんですよね。
前厄、本厄、後厄。

ちなみに、もう今年は終わりを迎えようとしていますが2017年の女性の厄年はこんな感じでした。

1986年生まれ(32歳)・1982年生まれ(36歳) 前厄

1985年生まれ(33歳)・1981年生まれ(37歳) 本厄

1984年生まれ(34歳)・1980年生まれ(38歳) 後厄

*(カッコ)内の年齢は数え年で表記しています。

私は1981年の1月生まれなので、本厄でした。でも、1月生まれ、というか節分までの誕生日の人はひとつ前の歳で考える(おそらく旧暦で考えたときの1年間、ということなのでしょう)などとも言われていたので、私はなんとなく2016年が本厄だったような気持ちでした……。まあ、どちらにしても厄年には変わりありません。

2017年になったばかりの頃には「あー今年は、まだ厄年だな……」という気持ちも少しはありました。初詣なんかに行くと「今年の厄年はこちら」みたいなものが張り出されていたので、やっぱり少しは気にしていました。

けれど、日にちが経つにつれ、そんなことなんて忘れてしまっています。あれよあれよという間に年末で、友人のFacebookの投稿を見なければ、すっかり忘れ去っていたぐらいのことでした。

今年1年を振り返ってみると、私自身大きな病気や、事故にあった訳でもない。いろいろと問題ごとはありましたし、未だに解決していない悩みの種もあるにはあります。でも、それは厄年だから、とかはたぶん関係ないんですよね。毎日のくらしの中で、やっぱり問題ごとは起きるんです。多かれ少なかれ、ほぼすべてのひとに、均等に。「厄年」のせいだとか、そういうことではないんです。

「厄年」は、昔から言い伝えられているもので平安時代には既に存在していた、ともあります。だから、全く無意味ともいいきれません。おそらく「このぐらいの年齢の頃に、様々な問題が起きるよ」という統計学的なものなんだと思います。体の不調も出やすくなったりしますし、疲れが取れなくなってきたりもします。また、自分自身の親の世代も年老いてきて、健康であったり、お金のこと何かでも問題ごとが生じやすくなってきますからね。そういった何かしらの転換期でもあるから気をつけなさいよ、という指針のひとつなんだと思えばいいのでしょう。気になるかもしれないけれど、むやみに怖がる必要はないんです。何かにつけて「厄年だから」と関連づけすぎることもしなくていいんだと思います。ひとつ言えることとしては、お祓いを受けることも、気持ちの上ではスッキリするかもしれないけれど、現実面として「健康診断または人間ドックを定期的に受けよう」ということでしょうか。現実的すぎるけれど、やっぱり健康が大事ですからね。

今年もあと二日で終わり。

厄年の人も、そうでない人も。

世の中は、いろいろありますが。どうか元気で。お気をつけて。




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