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そういう時間も、ときには必要。

やりたいことがたくさんあって、行きたいイベントもたくさんあって。でも、どうしても体が動かないし、ふとんの中でもぞもぞしてしまう。

週末はまさにそういう気分だった。

先週のお休みに実家に帰っていたこともあり、思いのほか体が疲れていたのもあった。また、思いがけない細々とした問題、とも言えないほどのことや心配の種があって、落ち着かない気持ちもあった。単なる心配性のせいで、不安になっているだけだろうというのも、いくつかはあるのだけれど。

noteとは別に、公募に提出したいお話もいくつかあって、プロットレベルまではたどり着いているものの、自分自身の中で「これ、面白いかな?」という迷いがあって書き出せない。一旦書いてみて、何度も推敲すればいいだと思うけれど、書き始めるまえからつまずいた気になって、なかなか向かい合うことができない。

他にもいくつか書きたいお話があるのだから、先にそちらに取り掛かってみればいいのだろうけれど、「まずこっちから」と決めていたせいもあって、ぐずぐずして進められずにいる。締め切りもあるし、気持ちばかりが焦ってしまう。おまけにosをアップデートしたことで、漢字の変換なども思ってもいない変換がされてしまうし、動作も今までと違っていて、その動きにも戸惑ってしまう。

なんだかうまくいかないなあと思うときは、結局ふとんに潜り込んで本を読むにかぎる。本を読みながらうつらうつら眠ってしまって、あっという間に辺りは薄暗くなっていた。起きなくちゃと体を動かそうとすると、右足辺りに何やら重みを感じた。

ネコが、私のふくらはぎにもたれかかって眠っていたのだ。

ここ最近、バタバタと忙しく、夜のブラッシングぐらいしか構ってあげていなかった。一緒に暮らすネコは気まぐれなのでベタベタとくっついてきたかと思えば、プイッとどこかへ行って窓辺で外を眺めていることもある。けれど、この日に限ってはトイレに行こうが、どこに行こうが足元にくるくると絡まるように付いてきていた。

寂しかったのかな? と思いたいけれど、単なる気まぐれかもしれない。

ネコが私にくっついて、安心した様子で眠っているのをみていると、こちらもなんだか柔らかい気持ちになってくる。

ネコと一緒にだらだらと過ごす時間も、ときには必要なのだろう。

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