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MRワクチン、その後。

3月の中頃に、風疹麻疹混合ワクチン(以下MRワクチン)を接種してきました。

この時、お世話になっている先生からは「来年度(2019年度)からは、また接種対象が変更になると思うから」と言われていたので、その続編。

先日、病院に行ったところ「やっぱりこの4月から変わりましたよ」とのこと。わたしが予防接種を受けた時には「抗体検査」は必須ではなく、検査してもしなくても、どちらでもいい、という認識だった。

しかし、横須賀市では2019年4月からは「かならず抗体検査を行った後に、摂取すること」と定められていた。

わたしは「この日ワクチンを接種します」と決めて、その予約した日に予防接種できたのだけれど、これからは、まず抗体検査(血液検査)をして、その結果をまって、抗体があるかどうかを判断して、それからの接種になるので、ひと手間ふえる。本気で予防させたいのかどうか、ちょっとわからない施策である。

現状で悩んでいない限り、めんどくさいことはしないと考える人が多いと思うのだけれど、どうだろうか? わたしは、自身が病気になっても構わないけれど、誰かに移してしまうのは、避けたいと思ったから接種した。けれど「まあ、普通に暮らしていたら、うつらないでしょ。はしかも風疹も」と、楽観的に考える人が多いと思う。わたしもどちらかといえばそうだけれど、前回の記事に書いたように、新幹線移動で、いろんな人と接する可能性があるから、接種しておこうと決めたのだ。

ただ、昨年度は横須賀市では男性への予防接種をあまり推奨していなかった。しかし、今年度は以下のように変更されていた。

【風疹抗体検査】検査実施日時点で横須賀市に住民登録がある、
(1)妊娠を希望する女性
(2)妊娠している女性のパートナー(胎児の父親)
(3)妊娠を希望する女性のパートナー
「パートナー」は、配偶者のほか、事実上婚姻関係と同様の事情にある方を含みます。
ただし、以下の方は対象から除きます。
・風しんの抗体検査、予防接種を受けたことがある方
・風しんにかかったことがある方

妊娠を希望する女性のパートナーも検査対象になっていた。昨年度は、この項目もなくて、男性は対象外だった。こののち、抗体がないとわかれば自己負担額3000円でワクチンの予防接種ができる。その点では男女ともに機会が与えられたことになるので、その点は評価できる。でも、この「妊娠している・妊娠を希望する」という文言も、本当に予防を接種を進めたいなら不要だろう。妊娠を希望している、していないにかぎらず、予防接種をうける機会は均等にもうけないと、予防の意味合いは薄まってしまうのではないだろうか。感染する病気なのだから。

先日、駅でこんなポスターを見かけた。「シティハンター」のキャラクタを起用しているようだ。確かに、アニメ映画化されて話題性もあるだろう。

「十連休、海外旅行まえに、はしかのワクチン接種を」などと、数日前にテレビで呼びかけていた。けれども、いまから抗体検査を受けたら、血液検査の結果を待っている間に月末になりそうだ。十連休には間に合わないんじゃないかなあと、ぼんやりと考えていた。

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