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嵐のあとに、どっと疲れが。

今年は台風の当たり年だなんて言うけれど、正直なところもう十分だ。

週に一度近くの頻度だなんて、うちのカフェのアルバイトさんよりも来ている回数が多いくらいだ。

それにしても、昨日の台風は凄まじかった。私が住まう地域は、直撃したわけじゃないし、ちょっと庭木が折れる程度で済んだ。

関西や四国ではかなりひどい状況になっていて、夕方のニュースを見たときギョッとした。
停電や浸水など、大きな被害が出た地域を考えると、胸がつまる。

大阪の実家にLINEで状況確認をすると「ベランダの波板(プレハブ部分)が飛んでいったのと、瓦が何枚か落ちてる」とのこと。

正確には知らないが築4、50年の我が実家。あちこちガタついてきている。けれどまさかベランダの屋根が飛んでいくとは。

幸い、風が落ちついた瞬間に飛んでしまった板を回収できたらしく二次被害を発生させることはなかった。瓦については、今日被害状況を確認するらしい。六月に起きた地震で、少しずれていたらしく二、三枚は落ちて割れているみたいだ。

大きな自然災害が起きたとき、テレビなどで伝えられる映像を見てもにわかには信じられない。えっ、まさか、そんなこと起きる? と、どこか否定したい気持ちが大きくなる。

台風が去って、雨が止んで、風が止まって。
そして、夜が明けて。

いろいろな情報が一番に入ってきて、無事だという知らせもあれば、被害状況も刻々と伝わってくる。

たくさんの情報を整理しきれない私は、嵐が去ったことで緊張がほぐれるものの、またあちこち強張ってしまう。被害を受けた当事者ではないのに、妙に疲れが押し寄せてくる。

自然の脅威をとめることはできないけれど。せめて、もう今年は、台風の襲来は終わりにしてほしい。

#エッセイ
#日記
#台風

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