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急いてはことを楽しめない

4月17日からはじまった、ほぼ日主催の「生活のたのしみ展」にいってきました。

開催初日の17日、仕事終わりにいったんですけれど、わたし自身が焦り過ぎて、リベンジしたいなあという気持ちでいっぱいです。

事前情報として、「19時までで店じまいの場所がある」というのと「三会場に分かれている」というのが、わたし自身を焦らせたんだろうなと思います。

まず、仕事終わりに行ってしまったので、たのしみ展を開催している丸の内に18時半くらいに到着。

ここで「あと30分あるから、まずサラッと19時閉店のゾーンをのぞいてみよう!」と思い切ればよかったんですけど。

今回一番の目的があって、それは「幡野広志さんの写真を購入する」こと。

もちろん、写真の実物を見て「これ!」というのが無かったら、買わないつもりでした。でも、これまでに発表されてる写真をみても、すごく引き込まれるし、一枚(欲を言えば二枚でもいい)家に飾りたいなとずっと思っていました。

たぶん、ツイッターとか「写真買いたいです」とご本人に連絡すれば、買えるのかもしれないんですけど。でも、こういう場が設けられているならば、個別に連絡してきた相手の対応をするより、幡野さんの手間も省けるだろうとおもい、会場へ向かいしました。

一番の目的は、幡野さんの写真を購入する。

二番目の目的は「江戸型絵手拭店」で手ぬぐいと小物をみて、ほしいものがあれば買いたい。

みなさん手ぬぐいって、使ったことありますか?

いまは、お土産なんかでもラインナップされているので手に取ったことがある人も多いかもしれないですよね。

手ぬぐいって、本当に便利で、洗ってもあっという間に乾くし、丈夫でへこたれないし。図柄によっては、広げて額装してもかっこいい物もあります。

普段使い用に、手ぬぐいをひとつかふたつ、買えたらいいなあと、事前にほぼ日のサイトを見て考えていました。

しかし、ここで問題点が。

幡野さんのお店は丸ビル内3階の「旅する回廊」ゾーン。手ぬぐいのお店は「TOKIAガレリア」として、丸ビルから移動しなくっちゃいけない。

丸の内に慣れている人は、「全然遠くない。歩いてすぐ」と、分かるとは思うんですけれど、普段東京駅にもいかないし、丸の内には、人生のこれまでを数えてみても、何回? 3回も行ったことがあるかどうか……。会場が違うというだけで、「そこにたどり着けないかも」と、行くまえからビクビク。

いや、実際には全然迷わない距離にあります。(このビルで合ってるのかな? という不安は少しありました)スタッフさんもいろんな場所にたーくさんいらっしゃって、分からなさそうなら聞けばいいんです。

でも、会場に行くまえから「回れるかな? 大丈夫かな?」などと焦りと心配な気持ちがあったのが、ちょっともったいなかったなと思います。気持ちばっかり焦ってしまうと、「このブースを見ている余裕はないかも」と、ちらっと見るだけで、ほぼ素通り。

スタンプラリーも「QRコードを読むのか。わたしのスマホ、QRコード読み取りアプリいれてないから、できないかも」。QRコードスマホで読み取った後に、スマホ画面にスタンプを押すの?かな? そばに置いてあるスタンプは、紙ベースのものもあるのかな? と思ったけれど、「デジタルスタンプラリ―」と書いてあり、紙ベースのものは無さそう。一瞬では、理解できず、説明もよく読まなかったので「時間が足りないかもしれない」の心配がまたしても頭をかすめる。

結局、スタンプラリーも、やらずに素通り。いや、多分ぜんぜん難しいものじゃないはずなのに。

ぐぅ。たのしみ展なのに、自分のペースで楽しめてない。

ただ、第一目的の「幡野さんの写真を選んで、購入する」は、ぶじに達成。一枚幡野さんご本人も、お店にいらしたのですが、ちょっと緊張してトンチンカンな受け答えしかできませんでした……。はずかしい。

手ぬぐいも、選びに選んで、二枚購入。(撮影してると、ネコがすかさずやってきました)

手ぬぐい屋さんの並びにあった斉吉さんで「金のさんま」もゲット。これは、もう「買おうか、どうしようかな?」なんて迷う必要なし。すっごく美味しくて、百貨店の催事コーナーで見かけても買う、と決めている一品です。

ごめん、丹念にチェックしてるけど君にはあげられませんよ。

あれ? 書きおこしてみると、意外と充実した買い物ぶりでした。

でも、気持ちが「よーし! 楽しむぞー」ではなくて「時間がないから、いそがなきゃ」だと、たのしみはちょっとだけ、減ってしまうかも知れないなと、反省もあります。実際に、現地で写真は一枚も撮れなかった。写真を撮る余裕もありませんでした。

もしも、もう一度行けたら、傘のお店とかNAOTとか、カフェに並んでカレーの恩返しカレーも食べたいなぁ。余裕をもって、「たのしみ展」をたのしみたいです。






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