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【映画】裸足の季節

「裸足の季節」という映画を見た。
2015年に公開されたトルコ・ドイツ・フランス合作映画
フランス映画特有の美しく気だるい、そして儚い雰囲気が良かった。

イスラム教が主流のトルコの田舎で続く前時代的な慣習、自らの尊厳を取り戻すために大人に立ち向かう少女
柵を立てられ窓には鉄格子、電話は隠され鍵をかけられる。
学校に通うこと、外に出ること、それぞれの意思を無視し自宅が監獄となる。
家から出るには結婚しかない。

日本人から見るととっても頭のおかしな状況。信じがたいが今でもこのような環境、あるいはもっと酷い状況下に置かれる少女たちがいることを改めて認識させられた映画だった。

顔も知らない相手と結婚させられたり古い風習によって抑圧されている人がいることは知っていたが、映画となりほぼ同じ時代を生きる人々としてえがかれている事でよりリアリティがあるものとして感じることができた。



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