救急車の音が気にならなくなった話。
今住んでいる家の近くに大きな病院があるので、毎日救急車の音が聞こえてきます。
救急車の音って心地よいものじゃないし、音に敏感な私にとってはすごく苦手な音でした。
それが、あることをきっかけに、嫌悪感を示さなくなって、あまり気にならなくなりました。
そのきっかけとは、
救急車にお世話になったこと。
先日、夫の様子がおかしくなり、生まれて初めて救急車を呼びました。
普段元気な夫の様子がおかしいのも不安だし、初めての119番通報。
もうとにかく焦りまくって住所もまともに言えないぐらいでした。
それでもとても優しく聞いてくださったおかげで救急車を待つまでの間少しだけ安心して過ごすことができました。
そして、いつものように遠くから救急車の音が聞こえてきたのですが、嫌悪感どころか、近づくにつれて安心感が増し、ありがとうという気持ちが芽生えました。
救急隊員の方もみんな本当に優しくて、頼もしくてそこでも少し安心できたのでした。
夫は過度な脱水症状で、全身が攣ったような状態だったとのことで、点滴を2本打ったら元気になってその日中に帰ることができました。
↑こうなってしまった原因は、普段水分補給をろくにしない上に、いつも大量に飲酒してから長時間お風呂に入るのを繰り返していたから。
夫って我慢できないんですよね。頭ではわかっていても。
注意しても全く聞いてくれなかったんですけど、よほど辛かったのか、今は水分補給もたくさんするしお風呂前の飲酒はしないしお風呂に入る時間も短くなりました。。。
ということで、救急車が
私には関係のないうるさい乗り物から
夫を助けてくれたヒーローになったことで、
その日以降救急車の音がしても、嫌悪感を抱くことが無くなり気にならなくなったのでした。
やっぱりね、当事者にならないと理解することができない、分かることができないことってたくさんあると思う。
いつか、大嫌いなアレに助けられるときが来るかもよ。
こんな経験しなくて良いならしたくなかったけれど、思っていたよりも大きな収穫がありました。
もうなるべく助けてもらうことのないよう、気を付けて生きていこうと思う。
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