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テレワークは「楽」?

この記事は約3分で読めます。
これから職場でテレワークが導入される方におすすめの記事です。

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに
テレワークを導入する企業も増えてきました。
日本政府さえそれを後押ししています。

2022年3月に卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に
就職情報サイトを運営する学情が実施したアンケートによると
就職活動でテレワーク制度があるかどうかを重視する割合は約6割で、
実に半数以上がテレワーク制度のある企業を選ぶという結果になりました。
それだけ、新しい働き方として身近になっていると言えるでしょう。

テレワークは、就業場所をオフィスに限らず、自宅やコワーキングスペースなど
自分の都合に合わせて選べるのが最大のメリットです。
満員電車に乗って通勤する事も無く、上司の目を気にせずに仕事が出来るため
「楽」だと感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、オフィス勤務が当たり前だった方は、いざやってみると自分で判断しなければならない事も多く、
環境が整うまでは不便だと思うかもしれません。

オフィスでの勤務からテレワークへ移行する際のデメリットとして、
実際に良く挙げられるポイントについて考えてみます。

・仕事とプライベートの切り分けが難しい
特に自宅で仕事をする場合、ついテレビを見てしまう、ネットサーフィンをしてしまう、など、
集中力が切れやすい環境になっています。そのため、自分ルールを確立して進捗目標やToDoリストを
作成する、仕事をする専用のスペースを確保するといった努力が必要です。

・労働時間が管理しづらい
労働時間を自己申告制にしていると、申告内容の精査が難しくなります。オンライン上で労働時間を
管理出来るツールを使って管理者と共有する事をおすすめします。

・長時間労働になりがち
自分の裁量で仕事が出来るようになるため、言い方を変えればエンドレスで仕事をする事も出来てしまいます。
同僚や上司とのバランスを取るようにしないと、自分だけが働いているような感覚に陥ることもあります。
時間やプロジェクトで区切りをつけるなど、働かない時間を確保する事も大切です。

・コミュニケーションが希薄になる
近くに同僚がいる時は、分からない事を少し聞いてみたり、一緒に休憩を取りながら
家族の話や趣味の話をするなど、自然とコミュニケーションが取れます。
しかし、テレワークになると相手の状況が見えないために、小さな事であれば出来るだけ
自己解決するように努める人も多くなります。
短時間でも構わないので、定期的に顔が見えるようなツールを使ってお互いの近況を
報告する場を設けるのもおすすめです。

いずれも、様々なツールを導入したり、自分(もしくは職場内)でルール作りをすれば
快適なテレワーク生活を送る事が出来ます。

場所にとらわれない働き方が当たり前になると、時短勤務を選択しなくても保育園の送迎が出来る、
地方にいる家族の介護をしながら勤務が出来るといったように、これまで退職せざるを得ない状況に
置かれていた人も、安心して働けるようになります。
自分の職場では導入が難しいと思っている方も、少しずつでも切り離せる業務が無いか検討してみてはいかがでしょうか。

さて、いかがでしたでしょうか?
オフィスで働いても、テレワークで働いても
いずれにせよメリットデメリットはありますよね。
ご自身にあった働き方を試行錯誤してみてくださいね。

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