映画レビュー-皆大好きサメ映画-「シャークネード」「メガシャーク「ダブルヘッドジョーズ」「シャークトパス」「鮫の惑星」

気がつけば週二回ぐらいのペースで映画を見続けているここ数年。なんとなくレビューに残そうと思う今日この頃。というわけで特に見ない方がいいサメ映画シリーズものについてまとめみてる。

ここ数年は全世界的に「サメ映画」が流行っている。猫も杓子もサメである。街を歩けば、右見ても左見ても話題はサメの話である（幻聴）。これまでサメ映画を網羅することに人生のミッションを置いてきたわけだが、そのおかげでサメ映画好きになる友人もでてきて（一人）。振り返るに時間を無駄にしてきた感は否めないが、とりあえず大人気（錯覚）シリーズものについてまとめてみる。

どうか誰も見ないように。

シャークネードシリーズ

シャークネード
シャークネード カテゴリー2
シャークネード エクストリーム・ミッション
シャークネード4
シャークネード5 ワールド・タイフーン
シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX

4点（5点中）※単に好み
サメを巻き込んで襲ってくる台風と人間たちとの戦いを壮大なスケールで描いた冗談みたいな映画シリーズ

きっかけは、海上で発生した台風にサメが巻き込まれてなぜか街を襲い、なぜか陸でピチピチしてるサメに、なぜか人々はあっさりやられていき、都合よく生き残る主人公（ビバリーヒルズ青春白書のスティーブ）は、「チェーンソー」という、それ重たい上に効率悪くね？という武器を片手にばったばったとサメ退治の映画。きっかけはたしか。

・サメは宇宙までいっちゃいます
・宇宙に現れる時と違い帰りは初代ガンダムばりに大気圏突入時に焦げます
・嫁はサメの腹の中で子供産みます
・嫁はサイボーグになります
・嫁は口からレーザーとか吐くようになります
・嫁は首だけの存在になります
・過去と未来を行ったりきたりします
・オペラハウスは要塞だったそうです
・一度人類は滅亡します
・バックトゥーザフューチャーのパクリとかあります
・日本の間違った解釈が垣間見えます
・未来でロボットサメとかでてきます
・途中でビバリーヒルズ青春白書のドナが友情出演します

全部見て色々あったはずなのに、ほとんど覚えていない。
とりあえず、本シリーズについては、宇宙には行くわ、嫁はアンドロイド化するわ、パロディ多数でてくるしで、内容はコメディなのだが、ノリはめっちゃシリアスなんで、どういう気持ちで見たらいいのかさっぱりわからない。（ちなみにスパイダーパニックという映画で蜘蛛に襲われて逃げるシーンでシャークネードの主人公がチェーンソーもって登場するシーンがあったりします）んで、過去行ったり未来行ったりストーンヘッジと絡めてみたり、オペラハウスが緊急時には兵器になるとか冗談みたいな展開をしつつも2018年にまさかの現代に返り咲いて感動の大団円を迎える。ええ、文字通り全米が泣きましたよ。嘘ですよ。というわけで、無理矢理にでもシリーズ化させた後、一応フィニッシュさせたことだけ、評価したい。それにしても主演のアイアン・ジーリング、あんたビバリーヒルズ青春白書でサブ主役やったのに、それでいいのか。

多分言いたい事
竜巻と一緒にサメ飛んできたらおもしろくね？

こんな人にオススメ
嵐の夜とかに、付き合い始めの彼女と深夜に見たりすると、恐怖と臨場感からフォーリングラブとかは絶対にせえへんけど、試して見た人は結果教えてください

・・・

メガシャークシリーズ

メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス
メガ・シャークVSクロコザウルス
メガ・シャークVSメカ・シャーク
メガ・シャークvsグレート・タイタン

3点（5点中）※単に好み
小学校の頃読んだ対決シリーズの架空図鑑よりひどい

なんかよーわからん理由で氷づけから復活したメガシャークと一緒に氷漬けされてたでかいタコが再び戦います、そんな感じで、でかいワニと戦ったりサメを倒すために作ったメカシャーク（発想がメカゴジラ）と戦ったり、最終的にロシアが秘密裏に作ったとかいう巨人（は？）と戦います。ちなみにサメが同じ個体だったかどうかは知りません。覚えていません。覚える気もありません。

・でかいサメとかでかいイカとの戦いってテンションあがりますよね
・ワニのくだりがおもいだせへん
・基本核爆弾とかもききません
・一瞬で人類滅亡の危機に陥ります
・もちろん全編やっすいCGなので、なんの臨場感もなしに楽しめます
・そういえば規模がでかすぎて人が死んだりするシーンが雑なのでお子様も楽しめるかもしれません

子供の頃にこういう対決あったら楽しいなって妄想したのを、無駄に金かけて映画化した内容。とりあえずなんとなく毎回サメと対決相手は倒されて、なんとなくハッピーに終わったはずだが、あんまし覚えてない。けっこう寝てたから。とりあえずメカシャークまではわかるが、グレートタイタンは想像の斜め上やった。巨人て！んで、あんまし強ないし！ちょうど進撃の巨人流行っててタイムリーやから！あと、一応ちょいちょい挟まれるキャスト同士の謎のお涙ちょうだい劇マジでいらん。

多分言いたい事
子供の頃の夢はかなうんやで、時としてかなわんでええのに

こんな人にオススメ
低予算で適当なCGかましたらどういうことになるのか検証したい人

・・・

ダブルヘッドジョーズシリーズ

ダブルヘッドジョーズ
トリプルヘッドジョーズ
ファイブヘッドジョーズ
シックスヘッドジョーズ

2点（5点中）※単に好み
頭の数と同じ数のビキニのねーちゃんとかを同時に食う絵がほしいわけですよね

「ダブル」の頃、つまりシリーズの最初は、環境汚染の対策であーだこーだしてたら薬品だなんだを食って突然変異したサメが現れてうんぬんだったが、最終的にシックスについては、尻尾まで頭の一つになり、頭同士で共食いしたり、よくわからないことになっています。出し惜しみせんとすぐ出てくるし、同時に頭の数のねーちゃんたちが食われるシーンは「ははーん、これね」と妙に納得する瞬間もあります。

・尻尾がサメの頭ってどうやって泳ぐんやろ
・体がどういう作りになっているのかとはさておきです
・栄養補給はどうなっているのかとかはさておきです
・多分重みで泳げへんよねとかはさておきです
・一応便宜上、環境問題とか取り入れガチですよね

正直全部みたが、どれがどれやったか記憶があやふやすぎる。とりあえず首同士が共食いして、食われた頭からまた頭が生えたりとか、ロマンに溢れてます（ロマン履き違え）全シリーズ通して、CGで合成してるから「はい！今サメきますきますサメきます、きました！はい！びっくりして！」みたいな演出だったんだろうが、大根役者さん多数で、すみっこ暮らしばりに癒されます。トリプルでこれ以上はないと思っていたがシックスまでいった、その執念に反比例する出来の悪さに拍手。

多分言いたい事
頭ふやしたらかっこええ気するやん

こんな人にオススメ
同時に多数の人が食われるシーンに爽快感を覚える人向け

・・・

シャークトパスシリーズ

シャークトパス
シャークトパスvsプテラクーダ
シャークトパスvs ホエールウルフ

2点（5点中）※単に好み
合体させてみたくなるよね〜（なりません）

サメとタコの合体生物が大暴れ！そいつと、プテラノドンとバラクーダの合体生物との戦い、最新作は、狼とシャチの合体生物と戦う。何が気になるって、何その、「プテラノドンとバラクーダ」「狼とシャチ」って。もうちょっとあるんちゃうん！

・シャークトパスは基本的に陸生物です
・腹の部分めっちゃ少ないんで食ったもんどうしてるかはさておき
・呼吸の類はどうしてるんかはさておき
・やたらに巨乳のねーちゃんとか出したがる点は加点として
・タコの足って陸歩けるんでしたっけてのはさておき
・オクトパスシャークのが語呂よかった気する

3作も見たのに覚えているのは、いい感じに陸をのしのし歩くシャークトパスの姿とエロいねーちゃんぐらい。だいたい政府の裏陰謀とかマッドサイエンティストが作り上げた異形の生物で、とか、ありがちな発想しますやん、ええ、その通りです。一応まだまだ続くぜ感ありありで終わったので密かに続編に期待。

多分言いたい事
ダジャレから始まる大事な事（大事じゃないことも）あるよね。

こんな人にオススメ
サメにタコの足が生えて歩いてるとこ見たい人向け

・・・

鮫の惑星シリーズ

PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星
鮫の惑星:海戦記(パシフィック・ウォー)

2点（5点中）※単に好み
猿の惑星。。。

よくある温暖化で地球のほとんどが水に覆われた近未来が舞台、で、北斗の拳・マッドマックスにでもでてきそうな、ぼろぼろの服着た人が生き残り、、でそこで繰り広げられるサメとの戦い。。。って書いててよくわからんな。

・ケビンコスナーのめっちゃコケた映画ありますやん
・ウォーターワールド、あれと似た感じ
・結局のところサメを操る能力対決的な
・マッドマックスをサメ版にして海を舞台にしたらこうなるのか（ならない）
・だいたいピュアな少女がとんでもない能力持ちがち

まぁあれ。鮫の惑星ってタイトルにパンチ効きすぎ感ありますが、近未来世界終末系、舞台は海版北斗の拳、治安なぞ存在しないの世界で（こっからが謎）サメを操って、水上の覇権争いをする生き残りの人々的な感じ。なんか、ギルドっぽいところで声をかけて仲間になる傭兵っぽい人々のショボさたるやと見所満載である。

多分言いたい事
都合よく妙な能力とか授からへんから真面目に生きましょうね

こんな人にオススメ
近未来好きやん。