怖いホラー映画を探す日々。ディセント・ムカデ人間・グリーンインフェルノ

最近のワタシに足りないものはホラー映画である。ということで、2020年のミッションとして

自分の感性をあてにするな

を掲げた私としては、誰か人の感覚をあてにしようということで、ネット上でアマゾンプライムおすすめホラー映画とかを検索してみたが、全くあてにならなかった。

・1位が「アイアムアヒーロー」て。あれ北海道の芸人さんが原作冒涜してるでおなじみのやつやん。
・「ゲットアウト」いや、不気味やけど、単にかわいそうなやつやん。
・「クワイエットプレイス」エミリーブラントかわいいだけのやつやん。
・「イットフェローズ」発想はええけど、もうちょっと回収がんばってのやつやん。
・「CABIN」コメデイやん。
・「サプライズ」おねーちゃんの強さがサプライズのやつやん。
・「ジェーンドゥの解剖」おなじみ悪魔系のやつやん。
・「呪怨」ジャパニーズホラーが怖いとか言い出したやつとバレンタインデー考えたのは同じメデイアですのやつやん。

とかとかで、新しい出会いあらへんなと思っていたのだが

ほな、お前、怖かったホラー映画ってなんやねん。

と、いわれると、難しいもんである。その辺って主観ですもんねぇ。。しいていうなら、なんやろとふと思うコロナ渦。

グリーンインフェルノ

まとめてる人がいたので動画もどうぞ。
本作は、カニバリズム （食人）映画。
その昔人肉饅頭なる映画を10代の時見て、あまりに「もし」という想像がつきやすく、かつ、自分自身に置き換えた時、「気持ち悪っ」というリアル感から、気になって何度も見た記憶がある。で、本作はいつ食われるんかないつ食われるんかなとドキドキしながら見たが、結論からいくと、ちょっと拍子抜け感である。グロいシーンもそこそこあるが、エンドはちょっと平和的すぎる気もする。強いていうならポイントは下記。

・序盤の食われっぷりは素敵
・暇そうな大学生が「希少部族を守れ！」的な活動でその部族に食われるシニカル感
・ほぼ全滅するのもええよね
・ラストの次回もあるぜ的終わりで急にB級感

ラストの、まだまだ続くぜ感がなかったら、よりおすすめだった気もする。

ディセント

本作品は、よーわからんクリーチャー（多分元は人）に、襲われて極限状態で、ぐっちゃぐっちゃになる映画である。洞窟探検って非日常と、だいたい誰か暴走するよねのお決まりの展開もありつつ、くるぞくるぞくるぞ、きたーって初回のテンションと、クリーチャー登場してからも緊張感持続しててよいです。

・極限状態での女友達同士のペラい友情
・サクサクいく展開
・絶望的な終わり方
・クリーチャー気持ち悪い

定期的に見たくなる映画。ちなみに2のがより掘り下げられてて、別種の絶望的な終わり方で素敵。

ムカデ人間

異国の地に旅行に来て調子乗った女子二人。雨宿りでうっかり助けを求めて入った人里離れた家はサイコな外科医の実験室。というわけで、更に調達された男と外科手術を施され、3人はムカデ人間として飼われるように。

という筋なわけだが、映像は美しくリアル。女優さんはお綺麗だし、ムカデ3人目のにーちゃん（日本人）はとんでもない演技をする。というわけで、余計臨場感あがりまくり。

・ムカデ後の用を催した時の地獄感やばい
・エンドはどっちかってとアンハッピーがええよね
・女優さんには仕事選んでほしいと思いました
・ふとした瞬間にフラッシュバックするので後味悪め
・人間の本質は悪意でできてるよねとしみじみ

ホルモンとか食べながら見ると臨場感あっていいです。

と、結果、書き出すとキリがないのでこの辺にしとくが、まーシチュエーションや相対するものによる違いはあれど、自分に置き換えやすかったりイメージつきやすい映画が、結果怖いのかもしれない。となると和製映画なんて、もっと怖くてもおかしくないのに、流行ったのはとりあえず白塗りの子供出しとけ感ありありでひでかった。

怖いという感情とは、というと色々謎感もあるが、、、。よその人はどう思うのかはちょっと気になるテーマではある。と、しみじみ。