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短編小説『日記帳』

まず初めに初めてノートに記事を書くので色々読みにくかったり するかもしれませんが何卒よろしくお願いします スマホで作っているので何か間違えてたらごめんなさい 誤字脱字ありましたら、教えていただけたら幸いです 注意この短編小説はホラーテイスト強目になっております 本編 1 俺 事件の概要はこうだ。 幸せの絶頂にいたはずの男が、密室で胸をナイフで突かれて死んだ。 状況的には、ほぼ自殺に違いない。 しかし、遺書もなければ動機もない。 他殺の線を探っても見たが、彼の魅力的な性格か

    • 深海魚

      1 空に憧れた。 上には何があるんだろう。 僕は深海に住んでいる。 ずっと上の世界を知らない。 暗くて、ガスだらけ。 食べるものには困ってないし、暮らしに不自由はない。 けれど、どうして。 上ばっかり気になってしまう。 だけど、周りの深海魚は僕を馬鹿にする。 上になんて何もない。 この深い海の底が僕らの安住の地なのだって。 上のことも知らないくせに、僕を馬鹿にするんだ。 僕は上に行きたい。 もしかしたら上の方が、桃源郷かもしれない。 けれど、表立って馬鹿にされるのは恥ずかしく

      • 短編小説?『ブリーフ』

        注意 これはジョーク的なものであって、現実のブリーフをバカにしているわけではありません。 1  「あの、僕は多少、手書きのデッサンとか出来ます」 就活の際、僕が何度も使ったこのよく分からない自己アピール。 このアピールが功を奏したのか、そうでも無いのか、僕はなぜか下着メーカーに就職することができた。 2 その日、僕はブリーフを履いていた。 別に意味があったわけではない。 ただ、小学5年生の僕には、家にあるブリーフを着る他に好きな下着を着る選択肢がなかったのだ。 振り返れば

        • 短編小説『あなた』

          最初にまだまだノート初心者なので多少読みにくいかもしれませんがよろしくお願いします 注意暗くて冷たいそんな話ですし重たく倫理的でない話です 本編1 あなたが自殺をして、もう一週間が経った。 私には、どうしてあなたが自殺をしてしまったのか分からない。 私に何か足りていなかっただろうか。 どうして私に相談してくれなかったのだろうか。 あなたのことなら、なんでもわかってあげているつもりだったのに。 それも、驕りだったのかな。 でも、誰よりも分かっていた。 誰よりも、分かってもら

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