▲印入り駒フォントつくりました。

はい。できました。
ものすごくがんばって作りました!!
苦労話を聞いて…じゃなくて自慢話をさせてください。

※そしてもし使いたい方は買ってください～。
殴り書き&長文を読まされた後にリンクがございます。

※夜更かし寝不足につき頭が回っておりません。さきにお詫び。

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さて。フォントを作るには専用のソフトが必要で、だいぶお値段が高いらしい…と聞いていたのですが、調べたら無料で75字まで作れるサービスが見つかりました。

Calligraphr - Create your own fonts.

こちらのサイトを使わせていただきました。

将棋は歩から玉まで8種類+王。それぞれに裏を作って、
さらに後手用の逆向き駒をいれたら9×4=36種類。

金の裏と王玉の裏は要らないんじゃないかという説もありますが、これは自分でタイピングをしていて感じたことで、つい打っちゃったときにエラーがでると「うっ…」となるんですよね。なので快適さのため。
まぁ、なにかのときに使えるかもしれないし。
（本当は先手☗後手☖にしたかったのですが、なぜか黒ベタがうまく出ずになんどかやってあきらめました）

手順としては以下の通りです。

・上記のcalligraphrのサイトで作成する文字を決める。
・テンプレートをダウンロードする
・イラレで駒を文字に割り当てて配置する
・PDFをcalligraphrにアップロードする
・作成されたフォントをダウンロードする。
・PCにインストールする。

以上。

さてこの作業に実際どれくらいかかったかといいますと。
18:00-19:30 20:00-21:30 23:00-24:00　で約4時間かかりました。

まずサイトが英語なので読めない。翻訳しつつなんとか操作。
イラレ初心者なので駒配置に苦労する。
もともとつくってあった駒のデータを利用したのですが、これはすべての駒が同じサイズだったので、比率を変更しました。

駒型のパスが閉じてなかったり、なんか文字のバランスが微妙なとこがあったり、なぞの色指定が入ってたりで不完全なデータだったのでレイアウトに苦労します。しかも私はレイヤーを分ける発想がなかったのと、ガイドを使うことは日本語でのレビューサイトを見て知ったのですが、ガイドのロック機能をしらなかったので、えらく大変でした。
こういうところがド素人の作業なわけで、プロがやったら秒殺なんだろうなぁ。。。
知識がないので、泥臭く根性のみで作業を続ける。

そのころねこまどではあじあじのオンライン指導対局が行われていて、それを横目に見ながらデータをこねくりまわしてました。
1コマ目が終わってあじあじが休憩に入ったので、私も休憩。ねこまどの近所にある美味しいハンバーガーやさんでテイクアウトしてきて、ふたりで一緒に食べました。うふふ。

CRUZ BURGERS & CRAFT BEERS (四ツ谷/ハンバーガー)

エネルギー充填して、再開。
なんとか駒のサイズ調整をして、レイアウトして、数ページに分かれたPDFを連結して（連結するためのサービスを探したりもして）、calligraphrにアップ。すると文字の画像が表示されます。

…あれ?半分くらい読み込めてない…??

ガイドがわるいのでは?と予測して、ガイドをひとつずつぽちぽちと外す。

あじあじの指導対局は顔なじみのお客さんとの感想戦のに入ったようで和やかな雰囲気。スローテンポのあじあじボイスに癒される。

「ここでは玉の早逃げががいいですね～～。
ななもんの……あれ?はちもんの得でしたっけ………？」

八手です。

（うふふ。かわいいなぁ。癒され。）

さて、直したデータを再アップロード。

わーーー読めた!!
黒ベタのところに卵型の白が配置されているのが謎だけどあとはイメージ通り。（これはなんどやっても直せなかった）

できたーーと思ったところで、あじあじ指導対局会終了。すこしお喋りしてから帰宅。

家でパソコンを開くと

「深刻なエラーが発生しました。再起動しています」

…えええ。
パソコンも心配だけど、データ大丈夫かな…。超不安。

待つしかないので、とりあえずスイカなど食べて待つ。

無事PCさんは復活してくれて、作成したfontデータをダウンロード。
さらにインストール。わくわく。

表示されたーーーー!

…あれ?
なんか予定したのと違う駒がでるぞ…

キーに駒を割り当て、Shiftを押すと裏面（成）がでるように作ったのですが、普通に打ったときに成駒になってしまう。

ああ…そうか…。深く考えずに大文字に表面、小文字に裏面（成駒）を割り当ててしまったけれど、逆だった…。

しかたないのでイラレ作業からやり直し。
また駒のデータが線のレベルでばらける…。小一時間格闘。

そしてようやく…

ワシントンDC将棋クラブさん @DcShogi からリクエストがあったので、方向▲印入の将棋教材を作るためにフォントを作りました。やったことない作業だけど根性で完成させました!! pic.twitter.com/nRTPA51NJp

— 北尾まどか (@nemurineko) June 29, 2020

日付が変わったころに完成しました。

これで気分良く寝られる～
あ、リクエストしてくださったワシントンDC将棋クラブさんに詰将棋の見本おくっとこー

なんて思って既存のファイルに打ち込んでみたのですが…

気に入らないところが多発。

1・駒枠が細くて弱い印象
2・いままでの（Shogi_koma）に比べてサイズが小さい。
3・一部の文字がすんなり表示されない。（Shogi_komaと同じ現象）

……ため息。。。。

しかしここで力尽きるととまた何年先になるかわからない。

1はイラレの修正作業が必要
2はテンプレートに配置するときのサイズ調整が必要。
3はおそらく記号に割り当てられたものがエラーしやすいと予想されるので使用文字の変更が必要。

さぁ、深夜1時。
振り出しに戻りました!!
2回目の作業です!!

・calligraphrのサイトで作成する文字を決め!!
・テンプレートをダウンロードし!!　　
・今度はきちんとレイヤーわけてガイドロックして!!　←ここ追加!
・駒データ枠修正。途切れてたパスも繋げる!!拡大!!　←ここも追加!
・イラレで駒を文字に割り当てて配置!! ←紙に書きだしてチェック!
・PDFをcalligraphrにアップロード!!
・作成されたフォントをダウンロード!!
・PCにインストール!!

さぁ、予定通り書けるのか？？

………んーーー

（軽度のエラーがでるも根気よく再アップロード）

うぉぉぉぉぉ

できたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ（3時ちょい前）

肩も背中も首も痛い。
目も頭も痛い。

でもできた。

できたーーーーーーーー!!

できたようぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。

バタッ。

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（一夜経過）

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今日、教材に配置してみました。きれいでしょ?

今日は午前中2件のオンラインレッスンがあって、ここまでnote書いたとこでエネルギーが完全に尽きました。

もう廃人です。
本日は閉店します。

以上、フォント奮闘記でした。

（乱文お読みいただきありがとうございました。）