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デンマークのフォルケホイスコーレ選び

どのフォルケホイスコーレに通うか

フォルケホイスコーレについては、様々な方が概要を書いているので、詳細な説明については割愛したいが、試験も成績もない「大人のための幼稚園」と言える場所。

発祥の国であるデンマークをはじめ、北欧諸国・ドイツなどでも一般的な学校であり、多くの生徒は高等教育終了後のギャップイヤーの間、通う傾向がある。学校によって科目は多岐にわたり、デザイン・アート・スポーツ・宗教・パーマカルチャーなどなど、自分の好みによって選ぶことができる。基本的に全寮制の学校。(近所に住んでいるなど、寮に入らず通いで通学する人も少数ながらいる)

本音を言えば、私が北欧に住みたいと思うきっかけとなったフィンランドのフォルケホイスコーレに通いたかった。フィンランド語能力が十分ではない留学生には入学が難しいという現実的な問題もあり、外国人への受け入れに積極的なデンマークのフォルケホイスコーレに通うことに決めた。

検討したフォルケホイスコーレの一覧

デンマークのフォルケホイスコーレの一覧、レビューなどが日本語で確認できる一般社団法人IFASさんのサイトより、デザイン系のホイスコーレをいくつか抜き出して検討することにした。デンマークに留学するにあたり、パーマカルチャーなど、自分の分野とは全く異なる科目を選択してもよかったが、語学の習得のためにも自分が慣れ親しんだ分野の方が良いと思い、デザイン系の学校をあたることに。

Den skandinaviske designhøjskole 

Krabbesholm Højskole

こちらの2校がデザイン系では有名。どちらの学校も、美術大学に出願するためのポートフォリオを作りたい生徒を中心として選ばれる学校で、予備校的な側面がある。基本的には授業はデンマーク語で行われるが、留学生は英語で主体的にコミュニケーションが取れることを求められる。Krabbesholmの方は事前に英語での面接あり。

International People’s College
英語で生活ができるフォルケホイスコーレ。初心者が英語を1から学べる学校ではないが、英語授業が主体のホイスコーレは少ないため、英語圏への留学ではなくこちらへの入学も検討した。

そのほかにもチェックした学校はあったが、上記ほど熱心に調べたほどではないので割愛。私が情報を集め出した頃よりも、いろいろなホイスコーレ滞在の記事がヒットするようになり、もう少し調べてもよかったかなと思ったが、最終的に選んだのはいちばん最初に挙げたDen skandinaviske designhøjskole 。春セメスターを終えた今、こちらの学校を選んで本当によかったと感じている。

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