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ボローニャ🍝グルメと大学の街

エミリア・ロマーニャ州の首都ボローニャは大学都市として有名な
学生の多い街である。
フィレンツェから速い列車なら30分で行くことができるため、日帰りでボローニャ大学に通う友人を訪れた。

この記事では、ボローニャに行ったことがある方・イタリア料理に詳しい方なら必ず知っているであろうトルテリーニについて紹介したい。

トルテリーニは詰め物をしたパスタのことで、大きさや中身は様々である。
ボローニャや近くの街モデナでよく食べられているらしく、たしかにフィレンツェではみたことがない。
たったの30分で移動できる街でも食の多様性があるのは面白いな、と思う。

初めてのトルテリーニ、
レストランで食べるのではなく、買って帰って家で調理してみることにした。フラッと入ったお店には様々な種類のトルテリーニが売られていた。

豚肉が入っていたり、ボローニャで有名なモルタデッラ、リコッタチーズもある。
ラザニアなどのお惣菜も売られている。
ZUCCAとはかぼちゃのこと。今回はこれを買ってみました。

一人分下さい、と頼んだら量り売りで買うことができた。
六ユーロくらいだったので、自炊には少し高いけれど、レストランで食べるよりはお手頃だと思う。

一人分のトルテリーニ。

トルテリーニはスープに入れたり、チーズやソースをかけて食べるらしいが、トルテリーニフェスに参加した友人から茹でてバターで軽くソテーするだけでも美味しいと聞いたのでシンプルにバターで頂いた。

カボチャがたっぷり入っているので、バターのみの味付けでも満足。


Eatalyをはじめ、現在日本でも様々なイタリア食材を手に入れるとができるため、イタリアに来たからといって目新しいものはない、と思い込んでしまっていた。しかし、イタリア各地域にそれぞれの食材や調理法があり、まだまだ自分の知らないものが沢山あることに気づいた。

イタリアに住んでいる間に、研究だけではなくイタリアの食・文化にもっと触れなくては、と思わされたトルテリーニとの出会いだった。


p. s.
トルテリーニもラビオリの一種なのですが、餃子はしばしばイタリアでチャイニーズラビオリと呼ばれていて、トルテリーニこそ餃子にそっくりだと思いました。















参考

https://kotobank.jp/word/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B-1495698

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