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手術を受けて判明した!子宮筋腫だけではなかった、もう一つの病気、だからわたしは苦しかったのだ。

こんばんは。占いと恋愛と性の仕事をしております、恋愛番長の石川円華(まどか)です。
主にわたしが罹患した病気子宮筋腫や子宮全摘術後のわたしの現在地を中心に記しています。

多発性子宮筋腫症状悪化により、3月30日に子宮全摘術を受け、
今日が術後一ヶ月の診察日でした。

冒頭、今日のブログのテーマにも書きました、
今日、術後初めて執刀医から
術中や術後の様子をお聞きしましたので

しばらく連続テーマにしていた子宮全摘術後の不調はいったんお休みにして、
今日、執刀医からお聞きしたことを書きます。

摘出した子宮を、病理に回した結果を、執刀医からお話しいただきました。

わたしがなぜ、こんなにイライラしていたのか?
気持ちが不安定だったのか?
脳貧血でフラフラしていたのか?
倦怠感で辛かったのか…?

子宮筋腫は3個。
その中で一番大きかった筋腫は直径5センチ。

直径5センチ。これ、大きいと思いますか?
こちらをお読みになる方の中には

「そんなに大きくない」じゃない?

取らなくても良かったんじゃない?とお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。

そう。5センチはボーダーラインなのです。

実は子宮を摘出するには
「そんなに大きくない」
5センチ以上で摘出の目安とする婦人科医もおり、

逆を返せば5センチ程度なら切らなくてもいい、という判断をする医師もいらっしゃる。

わたしの場合、「そんなに大きくない」割に症状があまりにも酷かった。

日常生活をするには、困難を極めたから、

症状ありきで、切除を決めた、という感じでした。

そう。
同じ疾病、子宮に筋腫が複数ある方に

「どう?辛くない?」とお聞きしても
わたしと同じくらいの大きさの方へお聞きしても

「わたしほど」「症状が重くない」方ばかり。

なぜだろう。

体質の差なのかなぁ、個人差があるのかなぁと思っていました。

☆☆☆

本日、病理検査の結果

「子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう)」を併発していたことが判明しました。

ネット情報を転載します。子宮腺筋症とは
子宮の内側を覆っている子宮内膜に似たものが、子宮の筋肉の中にもできた状態のこと。女性ホルモンの影響を受けることで進行し、少しずつ子宮が大きくなります。

子宮腺筋症が悪化すると…

過多月経、月経困難症、貧血、大きくなれば周囲の臓器を圧迫し、便秘、頻尿、腰痛などが出現します。

わたしの場合、子宮筋腫と、子宮腺筋症を併発していたことから

過多月経、月経困難症、貧血…
そして、イライラ、倦怠感、肥満。

子宮筋腫、子宮腺筋症
2つの病気、
2つの悪い要素が
同じ症状が同時に悪さをしていたことから

「症状が重かった」

と、考えれば納得です。

☆☆☆

わたしは数ヶ月前、雑誌記事で

飯島直子さんの今までの病気の記事を拝読しておりましたので

ピンときました。

飯島直子さんは、子宮筋腫と子宮腺筋症とダブルで苦しんでいた。

わたしと同じ。

今回、手術を受けて判明した。

わたしの病気は子宮筋腫だけではなかった、

もう一つの病気、子宮腺筋症。

だからわたしは苦しかったのだ。

☆☆☆

そして考えるのです。

わたしは今49歳。娘は24歳。
わたしは24歳で娘を出産した。

これは早い方だ。

もし、出産が5年後(29歳)、10年後(34歳)、15年後(39歳)だったならば

今、子どもの年齢は…19歳、14歳、9歳…。

この年回りならば、受験や進路、今後の我が子の行く末を見守り育てながら
病気と戦っていたのだろう。

親のこと、住宅取得、仕事のこと、夫とのこと…。
そう、世の中には、これらのことで悩んでいる人はたくさんいる。

わたしは子育てが一段落したから、手術をすることを決心できた。
30歳以上の女性の2割から3割は子宮筋腫や子宮腺筋症を持っている、
30代後半あたりから女性の多くは更年期症状に悩まされる人も多い。

中高年女性、特に40〜50歳にかけての女性
この時期を生き抜くのは
なんて過酷なのだろうと改めて思います。

わたしはまだまだ病後で、完全復活とは言えず、
まだまだ、療養も必要ではありますし
無理はできません。

一方で、手術をしてからとっても心に余裕ができた。
人間が、性格が全く変わってしまった
(これは明日書きます)。

老成したイヌネコ、
去勢して大人しくなったイヌネコ、みたいに

気性がとっても穏やかになってしまった。

術後一ヶ月半経ちますが、
カチンとムカついたのは、たった一回。

怒ることがなくなったに等しい。

だからこそ、
心に余裕ができて、達観した境地にいるからこそ、

同年代、わたしと同じ時代を生きる皆様が
様々な苦しみにあることを

労う気持ち。

尊敬の意。

そして、イライラしている人も、
イヤミを言いたくなる人も、
悲しんでいる人も、うんと、大変だったね、

心に余裕が持てないのは当たり前だよ。

よくがんばってるね、と抱きしめたい気持ちでいっぱいです。

そう、わたしは自分の辛さを主張したいから
このブログを立ち上げたのではなく

わたしと同じように、いや、もっと大変な状況下で苦しんでいる人はたくさんいる。

まだまだおぼつかないわたしではありますが

うんとがんばる、中高年女性たちを抱きしめたい気持ちでいっぱいです。

みんな、身の回りの女性たちがイライラしたり

具合悪そうにしていたら

優しくしてあげて。

本当は、優しい気持ちになりたいんだよ。

優しくなれない自分をいっぱい責めている。
どうして人に優しくしてあげられないんだろうって。

☆☆☆

おつかれさまです、本当に本当におつかれさまです。

☆☆☆

また明日からもよろしくお願いいたします。

いつもお読みくださいましてありがとうございます。

良い夜をお過ごし下さいませ。

恋愛番長 石川円華

※追記:子宮腺筋症は子宮全摘術をし、病巣切除しました。

わたしや医師は子宮腺筋症の存在に気づかず、いざ、手術をし、病巣を取り除いたあと、不調の原因を切除した後に、病理検査で発覚した、という感じです。

おかげさまで、既往症の追加病名が増えましたが

こちらも、子宮筋腫同様、病気平癒の方向へ向かっているのでご安心ください。

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