365日後にクビになる教師#2
さて、今日はなぜ私が「365日後にクビになる教師」になったのかというお話。
一般的に教師=公務員というイメージで、公務員=クビになることはない、とみなさん思うだろう。
だが、私は非常勤講師。つまり公務員ではない。そして今年度で小学校の非常勤講師5年目という立場。
その前までは正規教員、つまりよくいる地方公務員の普通の小学校教員で、なぜ辞めたのかはまた別の機会に書くとして。
先日のこと。新年度に向けての研修の後、話があると呼ばれて別室に行くと…
「次年度の更新はありません。」とのこと。
つまり1年後のクビ宣告である。
自治体にもよるのだが、私の勤めるところの制度として非常勤講師の5年が限度。
しかし昨年度5年以上、つまり私より長い講師歴の方が何人かいて、その方達は試験を受けて更新されていたので、私も同様だろうと思っていた。
が、しかしもう更新自体がないとは…しかもどうやら私だけらしい。
私の非常勤講師としての働きぶりは…自分で言うのもヘンだが、非常勤講師以上だったと自負している。
担任が1週間来ないことがザラにある昨今の学校現場。
担任のかわりとしてクラスの仕事を引き受け、もともと非常勤講師として担当する教科以外の授業までをもこなし、さらには校務分掌、式典行事のピアノ伴奏などなど…端から見ると「正規教員ですよね?」という働きぶり。
何が原因か…考えても落ち込むだけ。
クビ宣告をされたからには仕方ない。この1年を記録に残そうという思いに至ったのである。
ただ、守秘義務というのがある。なので、何を書こうか迷ったが、365日間の私の記録だけでなく、次世代の教員、学校現場に伝えたいことも書いていこうと思う。
365日後に私にどのような変化があるか、どうかあたたかく見守ってほしい。
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