見出し画像

その地に行きたいのに反対の事をやってみたくなった。

高過ぎるテンションには
嘘が混ざる
無理矢理つくられた笑顔は
歪みを含み心のない言葉の中には空虚さが宿る
私は「静けさ」を持つひとが好きだ。
大地に根を張る樹木のように
静けさの中には安定がある。
見た目はおとなしいものだとしても
ずっしりとした優しさと安定感がある。

(いばら通信より 引用)

私はこの詩が
とても好き。

4年前
どんな自分でいたいのか
どんな自分が心地良いのかを悩み始めた時に目にした詩。
このようにあれたらいい
このようでありたい
そう思う気持ちとは逆に
雨や風や冷たい雪、嵐をまともに受け
それでもそこに立つ事に苦しさを感じ始めた。
立っていられなくなった。

だから
ワザとテンションをあげて
現実を振り切った。

お酒の力を借りて、毎日騒がしく過ごした。
そうすればするほど自分の感情と向き合う事が難しくなった。
笑顔はどんどん嘘になった。
人に攻撃的になる自分をも知った。
この詩の通りになった。

今だからこそ
この詩がやっと理解できる。

根をはることの重要性
偽りのない自分を知る事
自分を知るから足りるを知る

優しさと強さを持ってこの地に向かって進みたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?