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作品の熱量に完敗した大展覧会 平日の空腹時・戦闘モードの時に観るべきだった

東京国立近代美術館で大竹氏の展覧会が始まりました。同氏のことについて予備知識ほぼゼロで展覧会の臨みましたが、多様・多量な作品と作品からの熱量を受けとめきれないぐらいの大展覧会です。
いつもは近代美術館の企画展は1Fだけで開催されていますが、今回は2Fにも展示室があるほどです。
作品の数もさることながら、1つ1つの作品が重厚です。じっくり観ていると作品からの熱でやけどしそうな気がしてきました。

立体物の作品もあり、構造物1つ1つがガラクタ(失礼ながら)のようでガラクタでないところが大竹氏の真骨頂なのでしょうか。
これも、細部まで観ていると時間が経ってしまいます。外観をざっと観て感じる方がいいようです。


は最後の展示室に入るとき、奥に展示されている作品の見え方が心憎いです。ドアが額装のようにも見えます。

これが作品。遠景からは模様のように見えていましたが、1つ1つ描き込んであります。

最後の展示室もすごかったです。

今時珍しいテープレコーダーから音が流れています

一体これは何だ??という立体物の作品ですが、ライブハウスのようです。

図録、だそうです

日曜日の朝一に行きましたが、まだ自分の体温が低いせいか、目覚めていないせいか、休日でリラックスしているせいか、展示物に完全に「負け」てしまいました。展覧会の熱量を受けとめきれませんでした。
これは、平日、しかも仕事で戦闘モードになっている時に観た方がいいようです。平日でも眠くなる午後よりは、空腹感がある11時頃がいいように思いました。せめて、土曜日に行けばまだ作品に打ち勝てたかもしれません。

出直します。

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