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美術館・博物館巡り

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美術館・博物館に行った時のことなどをまとめています。
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#美術館

それでも美術館で写真を撮る自分

美術館や博物館に行くと撮影可能な作品の写真を撮ることがあります。後で写真を眺めることはほ…

森村一樹
1年前
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立ち去り難い美術館 ポーラ美術館は空間・絵画・森・音の総合芸術品

以前から行きたかった箱根のポーラ美術館に行きました。 予想以上の素晴しさに立ち去り難く5時…

森村一樹
2年前
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美術館での絵画鑑賞と工事現場鑑賞 建設工事に美を感じる

久しぶりにアーティゾン美術館に行きました。 土曜日の早朝に出勤し、仕事で張り詰めた気分を…

森村一樹
2年前
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グッゲンハイム美術館が日常生活の一部だった

展示されていた作品についての記憶はないものの、美術館の建物が日常生活の一部になっていまし…

森村一樹
2年前
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現代アート 友禅の多様性と独自性に触れる

東京藝術大学の美術館で開催されている上原利丸教授の退任記念展に行ってきました。 上原利丸…

森村一樹
3年前
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展覧会のポスターで黄色が流行っている

展覧会のポスターで黄色が流行っている、と古美術屋さんから聞きました。 川瀬巴水展に行った…

森村一樹
3年前
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作中の人物からの視線にドキッとする

青木繁の「海の幸」は教科書や本では見たことがありましたが、実物をアーティゾン美術館で初めて見ました。 入口から入って正面の壁に展示されており、作家、作品名も覚えているぐらい有名な作品ですが、「意外に大作だな」と思いながら全体を眺めていました。 正面から右手に移動して右斜めから眺めていると、作中の人物の視線にドキッとしました。 作中の1人がこちらを見ています。1人だけ。 「誰だろう」というような素朴な視線ではなく、「あんた誰?何みてんの」という突き刺すような視線、を感じ

作品を見て作品名を推測する 実践編

国立東京近代美術館で隈研吾展に行った際に、入れ替えられていた常設展で「作品から作品名を推…

森村一樹
3年前
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あやしい絵展 常設展も素晴らしい キュレーターに拍手拍手

日時指定したおかけで並ばずにすみました。 ミュシャなどの展示もあり、???と思うこともあ…

森村一樹
3年前
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コンスタブル展を観て思い浮かんだ小説と音楽

コンスタブル展についてはいろいろな方が記事にされていますから、展覧会の内容は省き、ここで…

森村一樹
3年前
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とても良かった谷内六郎館 横須賀美術館

横須賀美術館には、週刊新潮の表紙絵1300余点を展示する谷内六郎館があります。 横須賀に…

森村一樹
3年前
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横須賀美術館 ヒコーキと美術

横須賀美術館で特別企画「ヒコーキと美術」が開催されています。 美術館のHPでは、「本展では…

森村一樹
3年前
7

画家の戦争画 その後の作品への影響

藤田嗣治画伯の戦争画が東京国立近代美術館に展示されています。 4Fから降りてきて3Fのフ…

森村一樹
3年前
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地図、地図、地図

地図が好きです。 ゴルフ場のグリーンの上に立つと、パッティングより等高線が気になってしまいます。 ローマのバチカンにあるバチカン美術館に「地図の間」という回廊があります。壁面には、地図、地図、地図。 地図好きにはたまりません。 20年前くらいに一度行きましたが、時間がなく、後ろ髪を引かれる思いで去りました。 どうしてもじっくり見たくて、数年前に再度訪問しました。1つ1つの地図をじっくりと、そして回廊を2回見て回りました。 バチカン美術館には、最後の審判など見所はたくさ