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一旦、夢は叶いませんでしたが

この文章は、パナソニックがnoteで開催する「 #あの失敗があったから 」コンテストの参考作品として主催者の依頼により執筆したものです。 昔。と言っても2年ほど前のことだけど、21歳そこらの私にとって2年という時はあまりにも濃く、長い。なので昔の話のように思えるという意味で、昔。私には聡明なマネージャーがいた。頭の良さに加えて冷酷で、血も涙もないという表現がぴったりな、そんな青年だった。 彼がマネージャーになったのは、SNSが仕事になってきたあたりからで、仕事というとつま

経営者はSNSをやったほうがいいのか問題

今日はSNSでの発信について書くのですが、そもそも意思を持って発信するって、結構マジメなタイプのSNSの使い方だと思います。 友達とのコミュニケーションだったり、リラックスやガス抜きだったり。SNSのいろんな使い方を否定する意図は全然ないよ、ということだけ、最初にお断りさせてください。 で、マジメな発信についてご興味のある方は、読み進めてみてください。 経営者はメディアに出て発信すべきか?私はいま、顧問編集者という活動をお手伝いしています。 経営者の隣に編集者がついて

スキーは夏に上手くなる

なるほどなあ、と思った言葉です。 前職の時の同僚に、スキーインストラクターのライセンスを持っている人がいたんですね。話していた内容からは、当時スキーバッジテストの2級。 冬になると、毎年最低30日間山に籠もることを自分に課していた、なかなかストイックな方でした。本職はもはや副業状態。 その人が言っていた言葉の中で、名言だなと思ったのが「スキーは夏に上手くなる」です。意図としては二つあるらしい。 一つは筋トレ。夏の間の地味な筋トレが、冬の実践の基礎となり、以前はできなか

最後に損するタイプと言われたら、喜んだ方がいい。

「お人よしだから、最後に損するタイプだよね」 あるお酒の席で、まだ関わりの浅い先輩に言われた。多分相手は何の気無しに、放った言葉だと思う。 だからこそ余計に、傷つく。 無意識のうちに生まれる言葉ほど、 無常にも人を鋭くつく。 我がガラスのハートは、 ことごとく破け散った。 で、そこから、考えていた。 私という人間は、 どんなふうに彼には見えていたのか。 自分の意見を強く言えない 頼まれたら断れない 相手に合わせてしまう まあざっとこんなところだろうか。 …なんと