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整理整頓

他人の気持ちは、どこに何をどう片付けたらスカッとするのかがわかるのに、自分のこととなると途端に俯瞰して見ることができなくなり、どこに何をどう片付けたらいいのか、ぜーんぜんわからないまま長いことその場に突っ立っている時がある。

もっと言うなら、そんな時は何が落ちてて部屋がこんなに散らかってるのか、もはやわからなくなってしまう。

一つひとつこれは何?と手にとってみて、色んな引き出しに試しに入れてみる。
入れてみた時、なんとなくこの引き出しじゃないという違和感があれば、また次の違う引き出しに入れてみる。

そんな時、きちんと片付けるべき引き出しに片付けるべきものを入れることが出来たら、ポロっと涙が出たりして、ここの引き出しで合ってるんやなってことがわかる。

「わたし寂しかったんだ」というタグ。
「悔しかったんだ」というタグ。
「怒ってたんだ」というタグ。
「怖がってたんだ」というタグ。

色んなタグの付いた引き出し。

きちんとタグ通りの気持ちを収めると、仕舞ったはずの引き出しの中の気持ちはおとなくしくなって、いつしか引き出しから消えてなくなっている。


お部屋片付いていますか?

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