![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98111012/rectangle_large_type_2_64290cda1e124c6c623d2e61da53c4f3.png?width=1200)
Photo by
t0m0y0
良い子は いいの?
大人の話をよく聞いてくれる。
言う前に宿題や自習をしている。
時間になったらゲームやスマホを片付けてお風呂入って歯磨きして寝る。
近所の迷惑にならないよう静かに遊ぶ。
友達とのトラブルは起こさない。
良い子は手がかからない。
だから大人から可愛がられるし、子どもからもまぁ好かれる。
自分でしたいと思ったり、特に違和感をもたないで生活しているなら、それも個性だ。
ただ、余計なことかもしれないが、私は少し心配になる。
周りに合わせていて息苦しくないかな。
嫌われたくなくてしんどくないかな。
自分がしたいことを抑えていないかな。
そんな気持ちになる。
良い子のときも、良い子を頑張らないときも、私は態度を変えたくない。
良くないことは注意したとしても、ただそれだけだ。
大人がいい子を求めるのは、大人も余裕がないからだ。
大人だって実は、自分のことでいっぱいいっぱい。
でも役割上、しっかりしているように見せたり、責任を果たしているだけ。
だから良い子は心配かけさせないようにしたり、自分が無理をしたりする。
その優しさに甘える大人もいるけど「甘えていいんだよ、子どもなんだから」と言う大人もいるだろう。
叱られるのが嫌で、言われたことをやる。
でも忘れたり、自分のやりたいことを優先したりして、また怒られて…を繰り返す。
そんな逞しさを見ると、安心する。
子どもが 子どもでいるうちに学べることって、なんだろうなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?