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理想的な保健室のレイアウトを考えてみた

このテーマを選んだ理由

まず、このダッシュボードを見ていただきたい。

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おそらく養護教諭になってみたい人やなりたての人が検索に引っかかった私のnoteを読まれたのではないだろうか。しかしハートの少なさから推測するに幻滅させた可能性が高い。
反省し、少しは役に立つ情報を伝えようと考えた。
そこで養護教諭/保健室に関心がある人を対象に絞り「保健室の動線」について記事を書こうと思ったのである。


保健室の動線とは

保健室に入ったときに、まず何が目に入るだろうか。
手当をする処置台、話をするためのソファ、先生の事務机など様々思い浮かぶだろう。
実はこのレイアウトによって保健室の居心地の良さが変わる。さらには仕事効率も変わる。
前任者と同じでも全く構わないのだが、保健室の機能を最大限活かすために定期的に見直してみることも面白い。
機会があれば他校の保健室を覗かせてもらうと良いだろう。部屋の規模や配置が違うので、レイアウトに個性が生まれ学びになる。



保健室に必要なコーナー

保健室の役割は、以下のとおり中教審答申に掲げられている。読み飛ばして良い。

①健康診断、発育測定
②個人及び集団の健康課題を把握する
③健康情報センター的機能
④健康教育推進のための調査及び資料等の活用・保管
⑤疾病や感染症の予防と管理
⑥児童生徒が委員会活動等
⑦児童生徒等の保健指導、健康相談
⑧児童生徒等の救急処置や休養
⑨組織活動のセンター的機能


動線に沿って考える

救急処置スペースは来室理由が最も多く緊急性を速判断したいため、入口近くに置きたい。
また、内科的な症状や待たせておくためのスペースにもなるソファや椅子も入口近くに置きたいが、目隠しになるようなものがあるとベストだろう。
ブラインドがあるとそのまま相談スペースとしても活用できる。保健に関する本も近くにあると学習スペースにもなる。

事務机は書類戸棚の近くに置き、ドアが見えるように置きたい。すぐに来室に気づけるだろう。
委員会の活動や保健室登校の子の机は、事務机の近くだと目が行き届く。奥まった場所の方が作業しやすく、また他の来室者も入りやすいだろう。

休養スペースはドアから1番遠く、日当たりが良い場所にしたい。短い時間でもゆっくり休めるような配置工夫が必要だ。
利用者が少なければベッド数を減らすか、折りたたみ式にするとスペースがとれる。

以上から私の保健室の理想的な間取りは、次のようなイメージだ。

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まとめ

ハッピーホームパラダイス、めっちゃ楽しいです!




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