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GIGAスクールに思うこと

私が勤務する学校は、巷の学校より導入が遅いようで職員用のタブレットはまだ手元にない。
しかし既に授業には導入されていて、現場の先生方の意欲や向上心を尊敬している。

私も健康診断関係が落ち着いたら手を出していこうかなと思っているが、試したいことはある。


健康診断の問診票をアンケートに組み込みたい

毎年大量に印刷する問診票。
記入漏れがあれば返却し、また確認。
何度も名前を記入したり、小さな枠に症状を記入する保護者も大変ではないだろうか。
回収後も個人情報保護と紛失防止に気を遣う毎日。

それらが全てデータで集められたら、どんなに楽…いや、安心だろう。


そんな期待をもちつつも、実現には数年かかることも予想している。

養護教諭は基本的に学校に一人。
だからパソコンスキルに個人差がある。
エクセルの集計やワードが苦手な人も周りにいる。
新しく始めたとしても後任ができなければ続かないのだ。
本当に続けるためには市や地区で統一していく必要がある。個人や学校レベルでは限界がある。

新しい情報。技術。知識。

全て大事なことなんだけど、それらを得る目的は子どもたち(との関わりの時間を増やす)ためだと忘れないようにしたい。



余談:問診票は何に使う?

健康診断時、学校医に一つひとつ確認していただきながら体の状態を診ていただいています。

健康診断はあくまでスクリーニングであり、限られた短い時間の中で効率よく診るためには問診票が大事なのです。

あと私は保健調査を元に「既往歴」「アレルギー」「体質」等をクラス名簿にまとめてます。
まとめるのは大変ですが、一度作っておくと来室対応の時や救急搬送前にサッと確認できるのでとても便利です。






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