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「認めたくないものだな」は時にやっかい

まだおです。今日も数多くある記事の中、私の記事にたどり着いていただきありがとうございます。
note始めてずっと土日に記事を書いていましたが、昨日はお休みしました。

というのも、金曜の夜にワクチン接種1回目を受けてきまして。
幸い、頭痛、発熱、倦怠感などはなく、左腕に違和感があるぐらいで済んでいます。
活動的に動くと、もしかして発熱等になるかなと思い、昨日はゆっくりしていました。

今日は慎重な私に対して、全然無頓着というか大丈夫かなと思ってしまう母に起こった先週の出来事について、そこから最近しきりに書いている「でなければならない」に関しての話です。

身体と対話する私、無視する母

私がこのように慎重になるのは、自分の身体と会話し、自分なりに理解しているからです。だから、異変に気付くのも年々上手になってきている気がします。
そんなことはないだろうと思われるでしょうが、ウイルス等が口や鼻から侵入してきて発症するだろうなという時は何となく感じたりします。

そんな私に対して、母親は、身体に関しても「でなければならない」があります。つまり、
 ■花粉症やそのほかの「アレルギー」などあるはずがない
 ■病気をするのは気が緩んでいる証拠
 ■感染症などかかるはずがない
というものです。
特に「感染症」のところは、ウイルスよりも細菌、雑菌などの存在を認めてないんじゃないかと思うところがあり、お腹が弱い方の私はすぐに影響を受けちゃいます。
また、アレルギーに関しては、花粉症、ハウスダストをはじめとし、おそらく洗濯洗剤系の化学物質もたぶん持っているんだと思います。とにかく朝から晩までくしゃみ、くしゃみの連続。
それでも病院に行こうとはしないです。

だって、「自分は病気にかからないし、アレルギーなどあるはずがない」という人ですから・・・

そんな母に、先週あることが起こったのです。

ノミ大発生(泣)

私の家は築50年以上ということもあり、また、山がすぐ近くにあったりという環境的なこともあり、さらに、野良猫ちゃんたちが庭を行き来するのもあり、家の中でノミが発生したのです。

私だけなら「庭で水やりしたときにいつもしゃがんで時間かけてやるから外で刺されたかな」と思うのですが、今回は私以外に母も息子も足にいっぱい刺された後がでてきたのです。

なので、私は「たぶんこれ、蚊じゃなくてダニかノミを連れてきてしまっているはず。バルサンかノミアースか畳に刺してやる殺虫剤した方がいいんじゃない」と提案しました。
しかし、母は、「そうかね?見えんけど。」とか、たまたま先々週泊まりに来ていた私の妹、甥っ子姪っ子たちに聞いて「あの人たち刺されていないみたいよ」とか、やっぱり認めようとしないのです。

はい、ここでも「でなければならない」からの「のはずはない」が発動なんです。つまり、「毎日掃除機かけているからノミやダニがいるはずがない」

ただ、今回は刺されている数が尋常じゃないため、母はしぶしぶノミアースを買ってきて、部屋で焚いたのです。

焚いている間は部屋にいることができないため、その日は近くにいる私の妹、甥っ子姪っ子の家に行っていたようです。
そして時間が経過し、帰ってきて玄関を開けた瞬間・・・

強烈なめまいがし、そこから嘔吐したようです。

一緒にいた息子に聞くと、ノミアースはそこまで強烈ではなかったようで、母の指示で家に入って窓を全開にしたとのこと。

そう、母にはやっぱり化学物質に対して反応する「アレルギー」があるのでしょう。それにノミアースが反応して軽いアナフィラキシーショックを起こしていたのでしょう。
本当に大事に至らなくてよかったです。

私が○○のはずがない!

私は帰宅し、そのことを聞いたのですが、その時もしきりに「薬剤が強いんやねー」「それから調子が悪いけどなんでかねー」といった調子でした。
いやいや、あなたの身体が反応するアレルギー体質なんよ!と声を大にして言いたいけど、言ったら全面戦争なので言えないです。
だって、「私にアレルギーなどあるはずがない」の母なので・・・

翌日はワクチン接種2回目に行っていて、さすがに問診でそのことを聞いたようですが、大丈夫ということで、2回目を受けてきたようです。
これも1回目が何ともなかったから、2回目も同じという感覚だったようですが、今回は寒気がし、発熱したようで・・・
それも「エアコンをつけっぱなしにして寝たから風邪ひいたんかねー」と言っている始末。
いやいや、ワクチン接種の副反応が出ているんよ!とまたまた声を大にして言いたいけどここも言わず・・・
だって、「私に副反応が出るはずがない」の母なので・・・

でもひょっとしたらこういう人、多いのかなとも思ったりしました。

例えば、高齢者ドライバーで事故を起こす人とか。
うちの母も常々「無事故無違反でここまで来た。だから大丈夫。」って言ってますし。やっぱり「私が事故を起こすはずがない」なんですよね。

認めることで楽になるはずなのに

いつも #毒親  のハッシュタグをつけて、数年後その支配から「卒業」しようとしている私でも、さすがに心配になりました。
そして、「認めれば楽に生きられるのにな」と。

今回の「認めたくないものだな」は、私が子ども時代から今にいたるまではまり続けているファーストガンダムに出てくるシャアが言う有名なセリフ。
母はこの「認めたくない」で凝り固まっている人なのです。
認めないからそこが自然と「でなければならない」につながる。
そして、この手の人がやっかいなのは、自分だけでなく他人にも押し付けるところです。
その話はまたいずれ何かのエピソードで・・・

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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