読書:地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」もっと早く読むべきだた
もっと早く知っておきたかった、フェルミ推定の考え方の解説本です。マダオ的には発想法が大好物です。星4つ
発想力鍛えたいマダオにはありがたい本でした。
フェルミ推定もZettelkastenと似ている
問題を因数分解して、わかる数字から推定するというところZettelkastenと似てて、頭のいい人というのは結局こういう思考パターンのあるなしの差なんだなとつくづく思いました。面接のときの難問のアレねで終わってたマダオなんてこったいオイオイ!という状態です。orz
全国に電柱は何本あるか3分で答えを出す
ただし、ネットや本などを見るのは禁止。自分の頭と紙とペンだけ使って答えを出すこと。です。
思考パターンとしての例題で書かれてるんですが、マダオはこの問題で正直にいって思考停止してましたw
ザックリのやり方を書きますと
自分の近所から例えば50平米に1本と仮定する
田舎は200平米に1本と仮定する
全国の面積から近所と田舎の割合で全国の電柱の本数の概算を出す
といった流れです。まぁ、まずは思考停止せずにどうするか方針を決めるってとこですねぇ。問題はw どうでしょう、あなたはそもそもトライしようとあがいてみましたか?マダオはこの時点でアウトでしたorz
そもそものポジティブな思考態度
少し前に読んだ中村天風先生の積極的な心持ちがこんなとこでも効いてくるんよなぁ。すぐ諦めんなよマダオ!といった所です。
答えを出せるはず、じゃどうするみたいな思考パターンがまず始まらないとなんにも始まらない。当たり前といえば当たり前ですが、なかなかこれが難しいですね。
仮説を立てて因数分解していく
このへんの思考パターンはZettelkastenや京大式カード式、KJ法のアトミックなノートにしていくみたいな思考パターンとかなり似ています。
シンプルな概念に分けていってリンク付けて足りないところを探すみたいな展開ですね。電柱の例ならぱっと思いつく近所の風景からどれくらいの面積で1本だろう。田舎はもっと間隔広いよな。といった分解の流れですね。
発想法つながりで以前の記事、発想の回路の記事もよかったらどうぞ。こちらは広告の発想的なお話です。この本にはコンテストの入賞作が受けた原因を因数分解する的な話もでてくるのでやっぱ発想法の根っこは繋がってるなぁと。
フレームワーク思考力
フレームワークのくだりを読みながらChatGPT先生にフレームワークの手法いろいろ聞いてみました。
3C分析
Customer(顧客): 顧客のニーズや市場の動向を分析。
Company(自社): 自社の強み・弱みや資源を分析。
Competitor(競合): 競合他社の動向や強み・弱みを分析。
MECE
重複せず、漏れがない形で問題を整理するためのフレームワークです。MECEを意識することで、情報を網羅的かつ効率的に整理できます。
Mutually Exclusive(相互に重複しない): 各要素が重ならないように分類。
Collectively Exhaustive(漏れなく包括的): 分類がすべての要素をカバーする。
PDCAサイクル
Plan: 計画を立てる。
Do: 計画を実行する。
Check: 実行結果を評価する。
Act: 改善点を反映し、次の計画に活かす。
SCAMPER法
S (Substitute): 代替 - 別のもので置き換える
C (Combine): 結合 - 他のものと組み合わせる
A (Adapt): 適応 - 別の用途や状況に合わせる
M (Modify): 修正 - 変更を加える、拡大縮小する
P (Put to another use): 転用 - 別の使い方を考える
E (Eliminate): 除去 - 不要な要素を取り除く
R (Reverse): 逆転 - 逆の発想をする
それぞれの手法を指定してChatGPTと壁打ちすれば、いろいろアイデアを深められそうです。
ほんとにAIで便利な時代になりましたよねぇ。
タイムボックス 短い時間という制限
まぁ、いつでもいいなんてのは仕事では基本ありえないからスピード感が大事ですよね。制限時間内に答えを出せるように常日頃から準備しなきゃなわけです。この辺マダオは実行しろってなかなかできないなぁ。
自分からではなく相手から考える
視点についても書かれていて、
始めからではなく終わりから考える。
できることからではなくやるべきことから考える
自分からではなく相手から考える
この、相手から考える!そうなんだよなぁ。noteは読者さん見てくれる人がいて初めて成立するわけだから、読者さん視点で考え直して書かないといかんよなぁ。とマダオは大反省です。読書の記事は今まで自分のアウトプットで脳内にアクティブ・ラーニングでくっきり残してやるぜ的な自己中な書き方でした。
皆様ごめんなさい、今後少しずつ少しずつ改善していきます。m(_ _)m
マダオ的には自分の足りないところを思い知らされた一冊でした。
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