リスナーもすごい、芸人もすごい

踊り場Rの話を書いていて、「他力本願ライブ」のことも思い出した。すごくよく笑った、2019年の思い出深いライブだったのでこれも残しておきたいな。

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他力本願ライブ5、笑ったなー。アルピーはプロフェッショナルだな、って思いました。仁義なきでやった持ちネタ含め、あんな飛び道具みたいなネタを自在に操って堂々と笑いを取っていくの、かっこよさしかない。笑いの量が「好きな人は好き」のレベルじゃなかったんだ。

うしろシティは職人だった。し、作家さんがちゃんと職人を勉強して臨んでたからうしろの世界が損なわれず自然に拡張されてた。職人二人もその受け取った台本に身を委ねて我が物として演じてたから安心して笑ったよなあ。それぞれがいい仕事してたんだと思う。

あと「もぐらはずるい」の意味が今日で本当に分かった!あれはずるい。あのスペックでコントうまかったらそりゃ笑うでしょうよ。間違いなく今日一番笑ったのは空気階段の2本だもの。ずるい。

南海キャンディーズは二人で勝負してる感じ、舞台に賭けてる感じを誰よりも強く感じた。それはコンビ色のせいかもしれないし、11か月ぶりの漫才だからかもしれないけど、まんまと引き込まれた。山里さん、漫才楽しそうだったなあ。

ハライチは他力本願の2本目が楽しそうで良かったですね。本人も言ってたけど「俺がやりそうなネタ」だったから乗れたんだろうね。

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もちろん最終的には芸人側で仕上げているんだけど、あんなに素晴らしいネタ(のたたき)が作れるんだからすごいリスナーもいるもんだ。リスナーもすごい、芸人もすごい。感動さえするようなライブだった。

Twitterでは、ここまでをひとつのスレッドにつなげて投稿した。でもその後に、別のスレッドを立てた。

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帝國民として正直今日の3本は不満です。疲れてるの?忙しいの?知らんけど漫才は主戦場でしょうが。定型にはめるだけはめてテンポの精度上げなかったり詰まったり飛ばしたり、それで三兄弟わたり合えると思うなよ、なめんな、って思って見てました。まあ私にハマらなかっただけなんだけど。いいけど!

その根底には今までの恩恵があるから。あんなに緻密に勝ち上がってきて、好きなように漫才できる環境を勝ち取ったじゃない、のめり込むようなネタをしっかり作り上げていっぱい笑わせてくれたじゃない、って。思いがあるんですよ勝手ながら。「ハライチの漫才」が好きなんだようおうおう(嗚咽)

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うん。ハライチ以外、面白かったなあ。

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