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『嫌いの定義。』嫌いは好きの同義語ではない。嫌いはあくまでも好きの反対語である💦

嫌いはよく好きの裏返しというが私は違うと思う。嫌いはやはりきらいなのである。 

昔私がまだ女学生だった頃、その当時では珍しくハイカラな先生がいて、彼女には三人の娘がいて、みな、父親が違うのある。 

自由奔放なマダム的その先生の生き方に疑問を感じつつ、何故か惹かれた。 

決して美人ではないが、女学生のわたしには
個性的に映り、魅力的な女性だった。 

当時彼女は幾つだったのだろうか。50をいくつか出たくらいだろうか⁉️当時の私には想像がつかない。 

声に、舌足らずのような特徴があり、私学ならでは教授人でとても興味深い先生で授業も面白かった。 

当時彼女が言った言葉。それは人は好きか嫌いで人を意識すると。 

確かにそうだ。 

そして愛する人に好かれないなら徹底的に嫌われたらいいと… 

強烈な言葉である。 

なぜなら、人は好きか嫌いで意識すると。どうせ好かれないから思いっきり嫌われたらいいと…。 

彼女の持論だったのだろうが若い私にはセンセーショナルな言葉だった。 

そのことを聞いた私はまだ年嵩のいかない15、6歳。 

以来その言葉は、私の胸に焼き付いた。 

ある人が言った。嫌いも好きの内と。 

それ違うと思う。一旦好きだった人を嫌いになるのは本当に虫酸が走る程嫌いなのである。 

嫌いも好きの内と考えるのは浅はかな考え。
嫌いは嫌いなのである。本当に。 

先生の解釈はまだ好きだから、好きになってもらえないなら、いっそ嫌われてもいい。人は嫌いでも意識するからそれでもその人の意識に留まりたいという一心から。 

嫌いの定義も2つ。好きの内の嫌いと好きからは離れた本当の嫌いとの二種類。 

今私が経験しているのは本当に嫌だ。嫌いだ。虫酸が走るほどヘドが出るほど嫌い。 

人を憎むのは性に合わない。人を憎わば穴2つ。 

嫌いにもちゃんとした定義があっていい筈。 

嫌いも好きも同意語ではない。明らかに嫌いは好きの反対語だと私は思う。


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