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我が家の夕食🌃🍴のお友になった"フーテンの寅さん"。。。🥺💘

誰もが知る渥美清演じる『男はつらいよフーテンの寅』シリーズは山田洋次監督により1969年(昭和44年)に第一作目が公開され、それから1995年(平成7年)までの第48作まで渥美清が肺がんで病死するまで続いた松竹の看板人気映画🎦でした!

第1話より

更に渥美清が亡くなった2年後の1997年(平成9年)の特別編第49話も作られ、その後最後の最後の最終話第50話が2019年12月に『男はつらいよ お帰り 寅さん』が作られて寅さんシリーズが完結‼️

寅さんには妹の他に秀才のお兄さんもいたこと、この字幕で初めて知りました😱💦
昔松竹映画🎦といえばこの富士山🗻
第1話で寅次郎とさくらが20年ぶりに
再会のシーン
この時のさくら役の倍賞千恵子の綺麗だったこと👏👏👏
第1話で死んだと思っていた兄寅次郎と再会を果たしたさくらが自室で在りし日の家族写真を眺めているシーン
その時、さくらが眺めた写真に写っていた悪ガキの兄寅次郎。その横に写っていたのが亡き兄や父や母
寅次郎は中学の時に父におもっきり殴られて以来家出。そして20年ぶりに我が家に帰ってきて妹さくらや叔父夫婦に再会

全50作品は昭和を代表する国民映画となった‼️

食卓にあるテレビ Netflixより
それぞれの作品の内容・キャプションが載っています


毎回その当時の人気の美人女優や人気タレントがマドンナ役として登場・出演し、これまた毎回寅さんがその女性に恋をしては失恋し、また旅に出るという設定。

毎回同じような展開を繰り広げられるのですがSTORYは毎回その前のSTORYとの何らかの繋がりがあり、観ていて飽きないのです!

そのSTORYの展開は昔のテレビドラマの水戸黄門のように『この印籠が目にはいらぬか!』ではありませんが毎回同じように隣の印刷屋の社長(たこ🐙)が毎回決まって余計なことを言って寅さんと取っ組み合いの喧嘩になり、寅やの家族が止めに入るという設定。

同じ展開と分かっていても観てしまうのがフーテンの寅さん‼️
主役の寅ことフーテンの寅さんはテキヤ。

注:テキヤとはお祭りや縁日で屋台を出して、様々な商品を販売するのが「テキヤ」。テキヤは暴力団とよく同一視されますが実態は全くちがう別物です。多くのテキヤは非合法なことはしておらず、1つ1つの商品を対面で売る商売、職業。

Internet参照


フーテンの寅さんは人情には熱いが喧嘩早く、すぐ出会った美女に惚れてしまう役柄。

主役の寅さんより実家の葛飾柴又の団子やの寅のおいちゃん(叔父ちゃん)やおばちゃん、妹のさくら(演じる倍賞千恵子)やさくらの夫・博たちが人情に厚く、みな思いやりと優しさに満ち溢れていて昭和のよき時代を彷彿させるだけでなく、無茶苦茶な上になにをやらかすか分からない寅さんを否定することなく、大きな広い器、心で受け止める家族たちの愛の深さが画面を通して伝わってきて観ているだけで目頭が熱くなり、こちらまでほのぼのとした気持ちにさせられてしまう。

山田洋次監督の描く昭和のこの人情ドラマは傑作中の傑作と言えるのではないでしょうか⁉️

元々喜劇役者の渥美清ではありますがSTORYは完全に喜劇でもないユーモラスでありながらも昭和時代の色濃い人の人情とは?と問いかける内容のSTORYでもあるように思います。

第48話『寅次郎紅の花』
⬆️寅さん、最後の作品の寅さんの最後の台詞です

丁度この作品の2年前に神戸の震災があり、復興している神戸へ出掛けての地域の人とのやり取りの中の渥美清演じる車寅次郎の劇中の最後のセリフです‼️
この時は既に68歳になっていた渥美清。既に若い頃に右肺を摘出しており身体も相当悪く、吐く台詞も覇気がなく横になっているシーンが多かったように思います。
この時の最後のマドンナが第25話『寅次郎ハイビスカスの花🌺』で何度(4度目)もマドンナ役をやった浅丘ルリ子と共演!

寅さんは失恋💔ばかりしていた訳ではなくマドンナから惚れられることも何度かあったのですが自分は所帯を持つ柄ではないと自ずから旅にでることで身を引くこともありました‼️

これが渥美清演じるフーテンの寅の最後の最後でした!
フーテンの寅こと車寅次郎演じる渥美清
1996年8月4日午後5時10分、転移性肺癌のため文京区の順天堂大学医学部附属順天堂医院にて死去。 68歳没。
30代後半から68歳まで寅を演じた渥美清さんでした🙇🙇🙇🙏🙏🙏🙏

先にも書きましたが、1997年(平成9年)には特別編として49話が作られ、更には2019年12月には再度後藤久美子がマドンナ役に起用され、寅さんの回想と共に既においやんもおばちゃんも亡くくなっていて、妹のさくらも夫の博も歳を重ね、その息子である満男が主人公になり、最終話の50話では満男は、売れない小説家という設定で妻に先立たれ一人娘と暮らしていた。そこへかつての恋人が海外から帰ってくるところからドラマは始まった…

この最終話(第50話)ではさくら役の倍賞をはじめ、博役の前田吟、満男役の吉岡秀隆、マドンナ役の子役の役も演じた後藤久美子といった、映画「男はつらいよ」シリーズでお馴染みのキャストが再集結し、久しぶりの撮影でも、すぐに息が合いスムーズに撮影が進んだという。

文字通り、この『男はつらいよ』シリーズは松竹を代表する、いえ、古きよき昭和を代表する作品になった!

最後にこんなエピソードを紹介!

この松竹で『男はつらいよ』シリーズが始まる前に松竹で活躍していた「斎藤寅次郎」という監督がいて、山田洋次監督にしたら大先輩。その彼の名前を勝手に使っていたことにかなり気を使っていたようで、その事で少し確執があったようで、山田洋次監督と渥美清が斉藤監督を訪ねて長年監督の名前の寅次郎を使わせて頂き申し訳ありません」とお詫びを入れ和解したそうです。

その後は山田洋次監督は「斉藤寅次郎という素晴らしい監督が活躍していた」と講演会等で語り、斉藤監督自身もまた「私の後継者は山田洋次君である」と語っていたこともあったようで斉藤寅次郎と車寅次郎、映画を通じて名前が一致したエピソードです

Internet記事より参照

最後に誰もが愛して止まない「男はつらいよ」シリーズについて簡単に説明しましたが今、全シリーズがNetflixで全作品(最後の50話を除いて全49話まで)が公開されていて、私と主人は夕食🌃🍴時に夫婦二人で酒🍶を呑みながら毎日1話ずつ見ながら昭和の古きよき時代を回想し、人の人情の深さや思いやりや労りなどほのぼのとしながら酒の酔い😳と相まって至福の時を過ごしています‼️

ほんと、便利な時代になったもんだとつくづく思います。テレビを捻れば観たい時に観たいものが観れるという時代。名場面は何度でも繰り返し観られて…

こんな風に穏やかに過ごせることに感謝しないと罰が当たりますね‼️

今年も残り少なくなりましたが皆さんもどうぞ健やかにお過ごしくださいませ‼️


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