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おすすめ名作ドラマ。2020年公開ドラマ🎥芦田愛菜主演の『星の子』。。🥺💘

主人公・芦田愛菜演じるちひろは幼い頃病弱でその子を救いたいという一心からある宗教にはまり、そこで販売される魔法の水だと疑わない両親に育てられた。

これはドラマの最後のシーンです

その宗教に両親はどんどんのめり込んでいき、その宗教団体に投資をし続け、だんだん貧乏になっていった。

ちひろには姉が一人いたが、そんな両親を見限り、家族を捨て早い段階で家を出ていった。

その後自宅に帰ることはなかった。

そんなちひろも中学3年生になり、ある教師に恋をするのだが、ある時、学校に放課後も残っていたちひろと友人二人をその教師が自宅に車で送っていくことになった。

ちひろの自宅近くの公園でなにやら怪しい儀式をしている中年の男女二人組を見かけて、『最近変質者がこの辺りをうろうろしているんだよな』とその憧れの教師が言葉を放った。

それはちひろの両親だった。
一瞬ちひろは血の気が引いたが

『私の両親です。いえ、嘘です❗』とちひろは言って走り去った。

ちひろはその恋する教師の似顔絵をいつも彼の授業中に書いていた。そして側にはいつもあのちひろを救ったとされる水が机の上に置かれていた。

教師はそのことに気づいていたが何も言わなかったのだが、ある日、水のことも似顔絵のこともちひろにキモいと言い放った。

ちひろの恋が砕けた瞬間だった!

その後、ちひろは両親と毎年参加している宗教団体のイベントに参加する為にバスでその団体が所有する施設に向かう。

まるで全国大会のように全国からバスでその場所に集まり、様々なイベントが開かれた。

そこでは幼い頃からみな家族連れで来ていたのでみな知り合いで同年代の子どもたちとも皆顔見知りだった。

そんな中、いつも行動を共にしていた両親とはぐれ、やっと探して出会った時、両親に連れられて山奥に3人は入って行った。

そこは満天の星空で星々が光輝いていた。

3人は夜空🌃を見上げた。

そして両親が『あ、見えた』と呟く。

『え、わたし、見えない』とちひろが次に呟く。

そして3人はまた夜空🌃を見上げるのだった。

そこでドラマは完結した。。

ある宗教に洗脳され尽くされた両親に育てられたちひろ。

はじめはなんの疑いもなく、一緒に染まっていく。だけど、疑問を持たない訳ではない。

自分なりに両親を理解し、病弱だった自分を救うために外界とは別方向に進んでいった両親を否定することも出来ない。

親子の特殊な絆を描いた一人の少女の目から見た新興宗教世界を自分なりに解釈して受け入れているのではと私は思いました。

宗教自体は悪いものではありません。

人間にとって信仰は大事なものだと思います。

ただ私の理念から言ったら、今の既存の宗教というのは宗教株式会社としか思えない。

確かに信じる人は救われる。

イワシの頭も信心からと申すように、勝手に自分一人で信じている内はいいのです。

ある宗教のように一人信者を増やしたらご利益があるからとか、お金をいくら払ったら貴方は神様のご利益を得られるとか、そんなもんある訳がない。

神様は貢ものや勧誘で人を選別選ぶものではない。

気持ちをあげるものであって物でもお金でもない。

そんなの嘘っぱちの偽信仰。

本来宗教といいものは集めるものではなく、集まるもの。

本当にそこに真実があれば、自然に人はそこに集まってくるものだと私は思う。

このドラマ、たまたま見つけて、つい最後まで観てしまったが、一石を投じる作品であったことは確か。

観てくださいとは無理強いはしません。でも、関心を持ったなら観て、また感想なりを聞かせてくださいませ。。。🥺💘


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