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コロナ休校ウィーク日記_11

報道によるとGW明けも新規の感染者数は抑えられている様子。なんとかGWの塾のタスクを終えるも、次は学校から大量の課題がやってきた…。


5月11日、月曜日。
今まで音沙汰のなかった息子の小学校から、時間割に落とし込まれた、鬼のような量の課題が送られてきた。副教科の課題や調べ学習もあるけど、すべて紙ベースでの課題でオンラインはなし。3月から休校になって準備期間はあったはずなのに、ICTを使った取り組みはゼロ。うーん、ため息しか出ない。

単純なドリル課題はさておき、テーマに選択の余地がある調べ学習は息子の大好物。早速、理科と社会の調べ学習に取り組んで、1週間分やっちゃおう!と気合いを入れている。

塾のタスクも多いけど、学校の課題を親が手伝うことは今のところ考えていない。相談には乗るけれど、課題の優先順位とさばき方、どこで手を抜くかも含め、できるだけ本人に考えてもらいたいと思っているので。

一方、今後の学校行事については一切連絡がなくて困った。例年、運動会は5月末なのだけど、延期か中止かの連絡もないし、修学旅行や学芸会、周年行事もどうなるのだろう。子どもによって楽しみにしている行事もあれば、なくなって良い行事もあるだろうし、ここは家庭で意見が分かれるだろうな。息子は運動会はなくても良いけど、修学旅行はやってほしいと言っている。叶うと良いねぇ。


5月12日、火曜日。
息子の通う塾でのZoom授業が始まった。漏れ聞こえてくる様子では、随分ゆったりしたペースのように思えたけれど、息子的には先生やコースの友だちの姿が見られ、思ったところで発言もできて楽しかったそう。(たぶん好きな科目だったからだと思われる)

そして、ポストには5月の月例テストが届いていた。GW特訓ですっかり存在を忘れていたけど、そろそろ通常カリキュラム範囲の復習を始めなくては…。

夜、いつもなら『キングダム』を見ている時間になっても、学校から大量の課題が追加されたため、まだまだ勉強中の息子。今日は朝からずっと机に座っている気がする。さすがに疲れてしまわないか心配。


5月13日、水曜日。
中学受験塾や個別指導ではオンライン授業が中心となり、なまじオンラインなら移動の制限がないため、他塾のカリキュラムにあれこれと目移りしてしまう。日曜日の志望校別の特訓、無料のZoom体験授業、自宅受験になった志望校別オープン模試…などなど、たくさんのオプションがある状況に。

本来なら、自塾のテキストだけで量的には十分なはずなのに、時間があるがゆえに欲張りになってしまう。6月から学校と塾の対面授業は復活になるのかな?いきなりフルスロットルだと親子とも持たなさそうだし、日曜は空けておくべき?…などと迷いながら、とりあえず時間があったらやれば良いじゃない!と自分を納得させて、あれこれと申し込んでしまう。

これまでわたしが仕事中心の生活で、たいして勉強を見てやれていなかったのが、自分の仕事がヒマになると息子の教育のことばかりになってしまって、あまり良くないなあ…。


5月14日、木曜日。
仕事が休業日につき、息子の実験教室への付き添いへ。平日に振り替えたおかげで、先週よりさらに生徒数も少ない。そして息子の班は実験予測と結果がうまくいって、メンバーみんなが達成感に沸いていた。普通の出来事なのに、対面授業ができない今は、こんなシーンが妙に微笑ましく感じる。

往復のタクシーで通過する街の様子はまだまだ閑散としている。実験教室の前後はいつも外食していたのに、それもいつになったらできるようになるのかな。


5月15日、金曜日。
学校の担任から2度目の電話があった。5年から持ち上がりの先生なので、ある程度の信頼関係もあり、息子も電話で雑談をしていた。わたしからは、親がついてやらねばならない宿題が多すぎて、共働きでは管理が難しいことを伝えた。2人の子を持つ親でもある先生は真摯に聞いてくれて、次週以降、考慮しますね、と言ってくれた。

それにしても今回のコロナ禍で、同じ23区内でも全然対応が違うことがわかった。熊本などの事例を見ていると、都心部だから先進的というわけでもない。区内でも校長によって対応に差はあるし、学区を選んで入学したところで校長は数年でチェンジになるし、公立はギャンブル要素が高いなと改めて感じた。

夕方、個別指導塾のZoom体験授業に初参加。なんと無料で複数回の単元が受講できるとあって、参加者も100名以上いる。どの程度の難易度かわからないままに参加したけれど、理科は息子にはちょうど良いレベルだったらしい。テンポも良いし、先生がオンラインに場慣れしている様子。来週も引き続き、苦手な算数と理科だけ受けてみることに。


5月16日、土曜日。
息子の塾のZoom授業2回目。ついて行けてない子にスピードを合わせてるのか、いまいちテンポ悪いような気がする。あと、オンラインだと子どもも発言しづらいのか、積極的に発言しているメンバーが前回とほぼ同じ。でも、子どもたちの打てば響くような、溌剌とした声を聞いていると気持ち良い。

Zoom授業の後は、いつもの土特スケジュールで5時間みっちり取り組む。もはや土特も家でやっている期間の方が長くなっているような?地道に動画を聞いている息子は偉いと思うけど、切磋琢磨の環境がないのが痛いなあ。


5月17日、日曜日。
迷ったすえに申し込んだ息子のオンライン志望校別特訓の1日目。参加者1桁という少人数の双方向で、国語は記述添削付き。スケジュールを丸1日空ける調整はいるけど、始まってしまえば塾にお任せできるのはありがたい。

息子が言った「自分で勉強できる」という言葉を信じないわけじゃないんだけど、結局、わたしはわかりやすく誂えらた勉強スケジュールを入れないと不安なんだな…。

確かに、息子は毎日やるべき勉強量は終わらせている。でも、集中力は明らかに落ちているし、計算ミスも増え、漫然と机に向かっているフシがある。頼みにしていた自塾のZoom授業もいまいちピリッとしない。緊張感が得られるツールがないと厳しいと思って決断。

これで良かったのかはわからないけれど、少し様子を見てみることにする。

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