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コロナ休校ウィーク日記_09

永遠に続くかに思えた休校月間・4月も終わり、GWがスタート。今年は息子の塾があるからもともと遠出はしない予定だったけれど、まさかずっと自宅に引きこもることになるとは思わなかった。昨年の今頃はヨーロッパを満喫していて、あれから1年しか経っていないのに、世界はすっかり遠くになってしまったなぁ。


4月27日、月曜日。
今週も変わり映えしないお篭り週間のスタート。もはや曜日の感覚がないので月曜という気がしない。このまま5月もずっと休校&在宅勤務になるんだろうけど、いざ休校解除&通勤開始となったら、はたして身体は復活できるんだろうか…。

夕方、他塾のオンライン志望校別特訓を受けるかどうか判断する目的で、Zoom体験授業を受けさせてもらった。息子が参加したのは2つの合同クラスだったようで、人数も想像以上に多く、残念ながら一度も発言することなく終わってしまった。お客さん扱いされてしまったのかもしれない。息子とも相談し、オンラインに繋がなくても自分のペースでやれる、と言うので、それを信じて5月の志望校別特訓の受講は見送ることにした。

最近、息子の算数テストの解き直しの様子を観察していると、昨年までは間違えた(歯が立たなかった)応用問題で、解説を見てもわからなくて親に聞いてきたのが、今回は解説を見て「あー、この解き方か!」と納得して自力で直せている。解法は知っているけど時間内に引き出せない、というフェーズまできたようだ。少しずつだけど、引き出しの中の知識や解法は溜まってきている。あとは引き出す訓練!


4月28日、火曜日。
にわかに9月入学論がささやかれ始め、そのメリット・デメリットがニュースでも報じられるように。個人的には、年次の割り方やカリキュラム、入試方法などさまざまな「できない理由」があることは承知の上で、世界の潮流にあわせた秋入学に賛成。インフルやその他ウイルスが蔓延する2月~3月期の入試は過酷だということも理由のひとつ。日本の場合、コロナでもなければ議論は進まないだろうし、いまは変革のチャンスとも思える。(むしろ今が無理なら一生無理な気がしている)

ただ、受験生を抱える親としては、正直わが子が「割を食う」のは避けたい。秋入学という理想には賛成だし、誰もが納得する移行期なんてないけれど、やっぱりいざ身内が制度に振り回されるのは困る…というのが本音。ああ欺瞞。


4月29日、水曜・祝日。
今日は他塾で開催された、志望校別のオンラインプレ入試を自宅で受験。息子は志望校の入試形式に特化した模試は初めてで、気が引き締まったのか珍しく集中して取り組んでいる。過去問はまだ一度もやっていないから、解き方は手探り。時間配分も自分で考えてもらおうと思って、あえて前情報は渡さずに試験開始!

夕方には模試の解説動画がupされ、親子で一緒に自己採点しながら確認。動画の先生が関西弁で妙にテンション上がっている息子。受けた学校は独特の解答形式があったりするので、それを体験できたのは良かった。

夜は息子の学校のZoomママ会。担任から子どもにいまだに何の連絡もないこと、オンライン授業の進展が不明なこと、夏休みや行事がどうなるのか不安、勉強や運動はどうしてる?などなど、学校への愚痴や9月入学の話など、話題には事欠かない。ただ、自宅Zoomでは夫や子どもに聞かれたくない話はできないので、ママ飲みはリアルが一番!という結論になって終了。


4月30日、木曜日。
4月に申し込んだスタディサプリのテキストが届き始めた。息子いわく、公民の動画は、塾のよりもスタサプの方が面白いらしい。「先生、ごめんねー!」と言いながらスタサプ視聴。確かに、塾のテキストの補足としては十分な内容だと思う。

Twitterで武蔵の文化祭が中止になったことを知る。例年GW期間に開催されるので、GWは旅行で不在がちなわが家は行ったことがなく、今年こそはと思っていたのでとても残念。でも、この行事に打ち込んでいた在校生の方がもっとずっと悔しいだろう。麻布の文化祭、開成の運動会も同時期なので、いずれも学校の根幹を成す行事とはいえ、中止になってしまうだろうな…。

今年は誰も想像しなかったコロナ禍という状況だけど、この手の学校訪問は「行けるときを逃さず行く」ことが大事だとつくづく実感。わが家は息子を連れての訪問は4年秋からだったけど、イベントものは低学年から行ってもいいくらいだと思う。(説明会は低学年では退屈だと思う)

夜は仕事のチームの歓迎会でZoom飲み。気づけば深夜まで盛り上がったのだけど、オンラインだと「切断」したらすぐ現実に戻っちゃって、お店を出てダラダラ歩くみたいな余韻がないのが寂しいなあ。今日で4月も末日、本当に1ヶ月間フルリモート勤務で終了。


5月1日、金曜日。仕事はお休み。
4月頭に「GW明けまで休校です」というメールでの一斉アナウンスがあって以来、何の音沙汰もなかった息子の小学校。今日、はじめて担任から子どもの様子と体調伺いの電話があり、息子本人とも少し話してもらった。わたしも今後の学校のことで聞きたいことはいろいろあったけど、担任に聞いても答えられないだろうと思って、ものわかり良く電話を切ってしまった。もう少し、要望をうまく伝えられたら良かったかな…。

水曜に受けた模試の採点後答案と成績表が早くも届く。受験者の母数が少なくて順位などはあまり参考にはならないけど、息子としては手ごたえもあり、自信になった様子。いくつか解答形式で引っかかっていたので、良い練習になったと思う。

午後からは通っている塾のZoom授業のオリエンテーション。人数が多すぎるとか、コースの意味がないのでは?など、いろいろツッコミどころはあるけれど、知っている子や先生が見えるし、気分転換として割り切ろう。

そして、毎晩のように見ていたアニメ『キングダム』の一期を見終えた。王騎将軍ロス〜。息子は、このキングダム時間を励みに日中の勉強を頑張っているのだけど、全部見終えてしまったら一体どうしようか…。


5月2日、土曜日。GW1日目。
このGW、息子は塾のテキストを、わたしは家の断捨離を進める所存!
午前中は洗面所の不用品(いつのものかわからない化粧品サンプルや使いかけのメイク用品など)をごっそり処分してスッキリ。午後からは、古くなったタオル類を処分して、貰い物や未開封のタオル類を洗って使えるように整理。

息子の方は、暑い暑いと言いながら、半裸で塾の土特のテキストをガリガリ進めている。もうこれ以上脱げないんだけど、夏になったらどうするつもりだろう。ただ、土特の自宅学習も数回目なので、時間割を置いておけば自分で勝手に取り組めるようになった。進歩進歩!

塾の先生たちも明日から休みということで、夕方になってギリギリ駆け込みで質問の電話をする。先生からも「GW特訓のテキスト、がんばって進めてくださいね!」と気合を入れてもらえたし、良いタイミングだった。


5月3日、日曜・祝日。GW2日目。
今日から3日間のGW特訓がスタート。本来なら70分×6コマの授業を塾で受ける予定が、テキストのみ渡されて自宅でやる方式に。朝の弱い息子は予定より1時間遅れ。最近はほぼ10時間睡眠でスクスク育っている気がする。

教科ごとに指定された問題を解いて、採点して、直して、の繰り返しなのだけど、解説はプリントだけで動画がないので、国語だけは動画解説と記述添削をしてくれる他塾の講座を申し込んでみた。作戦どおり、国語で解説動画を挟むとメリハリがついて良かった。

10時〜18時で1日目終了。算数も理科も指定された問題しかやってないし、動画解説もないから合間合間で時間が余るらしい。社会だけは全問解きたいからと、余った時間を使って張り切っていた。算数は志望校のプリントで7割取れた!と喜んでいるが、分野別プリントなので、苦手分野によっては3割しか取れない場合も…。が、がんばろう。

一方、わたしの断捨離計画2日目は靴。2月に自宅勤務にしはじめてから放置だったブーツや冬の靴をメンテナンスして、家族の靴も仕分けして整理&処分。シューズクロークのスペースが空いたから、コロナが落ち着いたら買うぞー!

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