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コロナ休校ウィーク日記_13
ついに13週間にわたった休校も終わりが見えてきた。これだけ家族で過ごせる時間ももうないだろうと思うと感慨深い。息子の勉強のサポートが大変だったのに、終わってしまうとなると、なんとなく寂しく感じるのは人間の勝手な性分か。少しずつ以前の生活に戻れるよう、整えていかなければ。
5月25日、月曜日。緊急事態宣言の全面解除。
各所、動き出したようで、いろいろな連絡事項が錯綜する。今のわたしは仕事量が減っているので耐えられるけど、息子の学校と塾と習い事のイレギュラーなスケジュール調整とそれに伴うタスクの割り振りだけでも大変。
それでも2月末にいきなり休校と言われたときよりは動じなくなったのは、仕事が切羽詰まっていないからか、それとも状況に慣れて肝が据わったか。
しかし、3週間分出された学校の宿題は本当に重いねえ。残っている図工のデッサンと書写は今週中にやらせなきゃ。あとは体育で、ブリッジや肩倒立など組体操のパーツ練習を自宅でやっておいてね、という指示は、運動会の延期を示唆しているのかなぁ。
5月26日、火曜日。
今週はわたしの仕事が週休5日になってしまったため、逆に2日間で仕事を終わらせなくてはならず、今日は詰め込まれた会議とひたすら資料作成で一日が終了。
息子はZoom授業を受けながら、合間で学校と塾の宿題を黙々とこなしていた。自分で机に向かう習慣はできているから、そこは本当に偉いなあと思う。ただ、質の方はわからない。時間をかけて勉強しているわりに、きちんと身に付いているかがわからなくて、不安になってしまう親。
5月27日、水曜日。
申し込んでいた志望校別の模試が届く。自宅受験で最大3校まで受けられるというので、欲張って3校申し込んでおいたのだけど、提出は週末までなので、優先順位的に全部やるのは無理な気がしてきた。3日連続でテストをするのも緊張感がなくなりそうだし、受けるからには解き直しの時間も必要だし。うーん。
ひとまず今日は1校目を受験。日曜講座で取っているのと同じ学校なので、問題傾向はなんとなく知っており、時間配分などで慌てることもなかった様子。とはいえ、算数は難しくて時間内では解ききれない。どの問題を捨てるのか、という判断力も付けていかないとなあ。解き終わった息子は「社会は満点かも~!」なんて小躍りしているけど、それはどうかな?
5月28日、木曜日。
今日の息子は、午前中に実験教室でカエルの解剖(!)を行った後、呼んでおいたタクシーに乗り込んで塾のZoom授業にログイン、車中で授業を受けながら帰宅するという、売れっ子スケジュールになってしまった。(だって急にZoom授業が追加されたんだもん!)付き添いマネージャーの夫も、隣の席でZoom会議をしていたらしい。運転手さんには、なんなのこの親子?と思われただろうな…。
息子の部屋から聞こえる声「先生!ハイッ!ハイッ!ここ、ここ!わたし〜わたし〜わたしを当てて〜!」
— VERY妻の憂鬱 (@madame_very) May 28, 2020
ミュートなので先生には一切聞こえてません…。
わたしの方は、会社都合の休業日が増えた一方で、そんなことは知らない取引先からガンガン連絡は入るし、社内チームの細かい連絡も必要だからメールチェックは毎日必要だし、良いのか悪いのか。とりあえず、6月も在宅勤務がメインになるので、それはありがたい。
5月29日、金曜日。ブルーインパルスの日。
2校目の志望校別模試を自宅受験。当たり前だけど、1校目とは傾向が全然違っている。息子の答案を見ていると空欄も多いし、自宅テスト慣れをして、やっつけで解いてる気がするなあ。
塾からは夏期講習の連絡がきて、当初より1日1時間減ったことを喜んでいる息子。今年は学校の夏休みが短縮になるから、きっと午前中は学校があるよと伝えたら、息子は塾を優先したいと言う。ただ欠席が付くと調査書にも影響するし、どうしたものかな…。
夜は家族で実写版『キングダム』を鑑賞。吉沢亮って昔どこかで…?と懐かしい気持ちになったのだけど、仮面ライダーのメテオの彼だったのか。ちょうど息子が宇宙にハマっていた時期で、仮面ライダーフォーゼだけは一緒に見ていたんだよね。この数年ですっかり育って…という親戚のおばちゃん気分になってしまった。
5月30日、土曜日。
来週から塾の対面授業も復活とあって、今日が最後のZoom授業。楽しそうに受けている様子が漏れてくる声からわかってわたしもうれしい。土曜特訓のテキストも終わらせたし、来週からまたリアルで楽しい授業が受けられると良いね!
息子のzoom授業ひとり言シリーズ「先生!先生、元気出して!」
— VERY妻の憂鬱 (@madame_very) May 30, 2020
…いったい何があったのw
夜は録画していた『100分で名著』の夢十夜の回で出てきたネガティブ・ケイパビリティの話に、これってコロナの今も同じかもね、という話をした。モヤモヤした気持ちと共存する力、今ある状況に無理なく適応する力、みたいなもの。
「なんで受験生の年にコロナ禍なんかになるんだ!」って文句も言いたくなるけど、起きちゃったことは仕方ないから、各所の対応にモヤモヤしつつも、そこにエネルギーはかけすぎずに受け流す的な。長い人生、コントロールできないものの方がきっと多いだろうから、大切なスキルだよね。
5月31日、日曜日。
先日の塾の月例テストの結果が出た。理科だけ酷かったけど、他の3科目が良かったから全体では偏差値はキープ。しかし理科はいつも時間が足りないのが敗因。いったいどこで時間をロスしてるんだろう。
そして、息子は今日も1日志望校別Zoom授業だったのだけど、夫と話していて、5月後半から勉強スケジュールをちょっと詰めすぎてたよね、と反省。息子本人が近所をお散歩する時間も惜しむようになっちゃって、不健全だったなと。
息子は真面目な性格なので、「その日にやることをキッチリ終えないと気持ち悪い」らしい。わたしが「時間があったらやろうね」とリストアップしたものも、「やっておかなきゃ!」という強迫観念になっている様子。わたしの方も息子が毎日こなしていくものだから、あれこれ追加しすぎていた。
あらかじめ予定を詰め込みすぎるのはわたしの悪い癖。もっと自由に、その日の調子で、気分に合わせて、やるべきことを決めても良いのに。週明けから学校も始まるし、もう少しバッファを持たせてやらねば。
23時を過ぎても悠々と小説を読んでいる息子に、「明日から学校!早く寝て〜!」と追い立てるも、息子の登校は午後からの部だったのでまあ良いか、となる。確かに宮部みゆきは途中でやめられないよね。とりあえず明日提出分の課題は終わったらしいから良しとして、書写と図工と家庭科の宿題がまだ終わってない…。
明日からは学校が分散登校で再開。少しずつ日常が返ってくる、のかな?
2月1日まであと245日…! https://t.co/1Y5PE3jyHt
— VERY妻の憂鬱 (@madame_very) May 31, 2020
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