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コロナ休校ウィーク日記_12

今週もあまり仕事がないため、どうしても息子の勉強監督に気持ちが向いてしまう。わたしがあれこれ言い過ぎるのもよろしくないと思って、個別指導塾の無料Zoom授業を7コマ(×85分)入れたところ、毎日Zoom授業が数時間入り、余計にヘビーなスケジュールになってしまったような気がする…。反省。


5月18日、月曜日。
息子の塾の月例テスト対策(主に算数と理科)を少しずつ開始。テスト範囲の最初の方の解き方を忘れているようでため息が出るけど、息子は真面目に取り組んではいるんだよね。それでもなかなか定着しないのが不憫。夫は、もう算数はキープで良いから得意科目の国・社を伸ばして勝負しようよ、と言うけれど、中学受験で算数を諦めちゃダメでしょう。というか、キープするにも苦労しているんだけど…。

並行して、個別指導の無料のZoom授業の算数応用編を体験。息子は他の参加者の解くスピードが速すぎて半べそをかいていた。このぐらいのスピードで解いていかないと、試験では解ききれないんだなと思い、ちょっと危機感。でも、今はまだ無理せず基礎編からやった方が良かったのかもしれない。

そして今日は皮膚科へ。息子は夏にあせもができやすい体質で、ここ2年ほど手汗も酷いので薬を処方してもらった。「テスト中とか、時間がなくて焦ると手汗が出る」ということで抑制パウダーも購入。担当医は自律神経の乱れとか季節の変わり目だからと言うけれど、多分にストレスのせいもありそう…。息子の荒れた手のひらを見ていると、なんだか申し訳ない気持ちになってくる。

今日のわたしは仕事のやる気も出ないし、息子の算数の解き直しに付き合うのにも疲れて、ダメダメな一日だった。9月入学論のニュースを肴に飲んで寝る。


5月19日、火曜日。
家庭科の宿題「朝ごはんを作る」を皿洗いまでやっつけただけで、午前中が終了。朝起きるのがどんどん遅くなっているのが気になるけど、もはや登校の直前に直せば良いか、と諦めている。なにしろ私自身が起きられない。4月は有志でZoom朝会をしていたのに、もはや形骸化してしまった。物事を継続するのって難しいね…。

今日は塾のZoom授業が2.5時間ある日。わたしが聞いている分には、なんだかテンポもゆったりで退屈そうなんだけど、このペースが息子には合っているのか、知っているメンバーだからなのか、楽しそうに参加している。大好きすぎる社会にいたっては、Zoomで複数回あててもらうためのプランを練っているし。こういうことには積極的に知恵が働くのね~。


5月20日、水曜日。
夫婦ともZoom会議+息子Zoom授業のところにネットスーパーの宅配が来て、てんやわんや。息子はZoom授業を3コマこなすも、テスト対策の方がなかなか進まない。ただ、図形の回は基礎・応用とも受けられたので良しとしよう。無料だけど先生の説明はとてもわかりやすいとのこと。自塾では算数のZoom授業がないので助かる。

理科の月例テスト対策として、スタディサプリの問題も平行して取り組んでいる。分野を横断した問題もあってなかなか面白い。スクリーンタイムが増えるけど、購入したブルーライトカットのメガネの出番はいまだない。「メガネかけるの、イヤ!」だそう…。(買う前に言ってよ)


5月21日、木曜日。
GW中に自宅で受けた志望校判定模試の結果が出た。目標偏差値には0.2足りず。算数で正答率の高い問題を落としたのが致命傷。1問の重み〜!思考力系優位という傾向は変わらず。それにしても、もうずっと自宅受験が続いているので、6月の同模試は会場で受験できると良いなあ。

そろそろ早いところでは、オンライン学校説明会の予約が始まっている。今年はリアル学校説明会が開催されるかどうかわからないし、とにかく受ける可能性のある学校は聞いてみるつもりでポチポチ予約。移動時間がかからない&時間の制約がないのはオンラインの利点。でも、やっぱり受ける学校には一度は行っておきたいよねえ。良いところだけ切り取って編集された動画だけだと、疑いの目で見てしまう歪んだ心の持ち主ゆえ…。


5月22日、金曜日。
塾の月例テストを自宅受験。解く日になって急に「テスト範囲でわからないところがある!」と言い出した息子、自ら塾に質問電話。担当の先生がいる日でラッキーだったねえ、という皮肉は息子には通じない。でも、もし面接がある学校を受けるなら、電話で受付から先生に取り次いでもらう経験は糧になるかもしれない。敬語とか受け答えとか。

テストはやっぱり理科が時間切れ。ペースアップすること、捨てる問題を選ぶこと、がなかなかできない。理科は得意分野と不得意分野がはっきりしているので、まずは得意分野の大問から手をつける、という姿勢は身についているみたいだけど。


5月23日、土曜日。
昨日のテストを郵便局の窓口まで持って行きがてら、午前中は近所を少しお散歩。国語のテストには「羊と鋼の森」が出題されたらしい。主人公の静かな情熱が心地よくて、わたしも好きな作品のひとつ。息子も前に読んでいたはずだけど、だからといって点数に結びつくとは限らないんだよね。設問をチラッと見たところ、大人が読んでも選択肢で迷う迷う…。
午後からは塾のZoom授業と、土曜特訓のテキストを頑張っていた。

夜、花のつくりの観察で、リビングのしおれてきた芍薬の花を息子と分解してみた。花びらが100枚以上あることが信じられないという。実際に実物を目にしてるのに、そんなに花びらが多いのは習ってない!とか言ってるけど、ボタン科は離弁花だったと調べて納得してた。そんなこんなで1時間経過…。


5月24日、日曜日。
午前中は志望校別対策のZoom授業。今回は理科と社会だったから大喜びで受けていた。基本的に、算数以外の勉強は楽しくやっているんだよね。午後からは再び個別指導の無料Zoomで算数を一コマ。本当に、無料で申し訳ないほど体験させてもらっている。問題を解くスピード感の参考になるわ。

そして勉強のすきま時間に、わたしの本棚から伊坂幸太郎を取って読みはじめた。わたしは「アヒルと鴨のコインロッカー」が好きなんだけど、息子に勧めたのは「陽気なギャングが地球を回す」で、これがうまくハマったみたい。セリフの掛け合いが面白いよね。2巻、3巻も購入してあげたらご満悦。

週明けには緊急事態宣言も解除される見込みということで、学校も塾も、今後の予定が一気に動き出しそう。

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