見出し画像

【フランスで子育て】お誕生日会の招待状

突然ですが、

皆さんは、小さい頃にご自身のお誕生日会を開いたり、お友達から呼ばれることがありましたか?

フランスでは9月から新年度が始まり、子どもは現地の幼稚園に通っています。


「いやだー、行きたくない」

と泣いて訴える日もあれば、


「行きたくない」

と口だけ言っている日、


「いってきまーす」

とすんなり行ってくれる日もあったりと、


毎日バリエーション豊かに登園していきます。


それでも、帰りのお迎えに行くと、毎日ニコニコ上機嫌で帰ってきます。

その帰りの際によく持って帰ってくるものが、その日に描いた"お絵描き"(印刷物の裏紙に描いたもの)です。


「今日は何書いてきたの〜?」


なんて聞きながら帰ってくるのですが…


昨日は、違いました。


カラフルなかわいい封筒を持っています。


「どうしたの?それ」

と聞くと、


「先生からもらったの」

と答える子ども。

近くに歩いていたクラスメイトの子も持っていたので、みんな先生からもらったのかな?と思い、


「クラスの子みんなもらったの?」

と聞くと、


「ううん、みんなじゃない」

「……??ふーん、そうなんだ……」


フランスの幼稚園のシステムなど全く分からない私はいつもハテナでいっぱいです。
子どもに伝染すると嫌だから、気持ちを紛らわすようにしていますが、実は不安もいっぱいなのです。


帰宅して、子どもが封筒を開けていたので、見せてもらうと、なんとそれはクラスメイトのお誕生日会の招待状でした!!
封筒には子どもの名前が書いてある…!


正直驚きました。
私たちの子どもは明るく元気な子です。(親バカですみません…)
でも日本語しか話しません。なので、おそらく言葉でのコミュニケーションは成立していないと思います。
そして、家でもあまり幼稚園のことを話さないのです。何をしたかを断片的に少し話してくれるぐらいで、お友達の名前が出てくることもほとんどありません。(日本名ではないので、なかなか覚えられない様子。そして顔と名前もまだ一致していない様子)


思い返せば数日前、帰る時に、あるクラスメイトの子が、子どもの名前を呼んでくれた成り行きで幼稚園の前で少し一緒に遊ばせました。その際にその子のお母さんと初めて話しました。主に世間話でした。

そして、そのお母さんが、「もうすぐこの子の誕生日なのよー」って言っていたのを思い出しました。

幼稚園でお祝いするかもしれないので、
(※ 幼稚園でのお誕生日会については、また別の記事で書いてみたいと思っています)

子どもには、
「お誕生日の当日には、
おめでとう(Bon anniversaire!)を言おうね」
と伝えていました。

まさか、週末に開催されるお誕生日会に招待されるとは…

本人、お誕生日会に行く気満々⭐︎


フランスの子どものお誕生日会。
噂には聞いていましたが、自分にはまだ関係のない話だと思っていました。なので、全くどのようなものなのか知りません。


日本の誕生日会とは違うのか?


いや、待って!
私日本のさえも知らないかも!!焦


そうです。
日本の幼稚園では、月毎にみんなでお祝いしてくれますよね。(小学校はどうだったかな…覚えてない…)
それに、私はお正月休みの時期の誕生日だったので、自身の誕生日会は開催したことなどないのです。家族でお祝いしてもらうのみでした。
それゆえなのか、あまり呼ばれた記憶もない…いや、数回あるかも…みたいな曖昧な記憶です。


はい、いつものようにフランス在住の先輩方のブログを読ませてもらいました。

読めば読むほど、気が重たくなってくる…
そんな内容でした。(でも文字で残してくださっている先輩方には、とても感謝しています)
どうやら、フランスにも"暗黙のルール"というものが存在するようです。
つまり、招待されて出席したら、自分たちの時も招待するのがマナー…みたいな。

ということは、次の子どものお誕生日会は開催しなければならないのか…………
そもそも幼稚園での交友関係が全く分からないのに可能なのだろうか…



親の気持ちはさておき、
子ども、行く気満々⭐︎⭐︎


例年家族でお祝いしてきた子どもの誕生日。
次のお誕生日には、とうとう重い腰をあげなければいけないかもしれません。


招待状を持って帰ってきて、


"お友達がいたのか!"

と嬉しい反面、


"また悩みが1つ増えたな…"

と苦しくなるのでした。


今回は初めて育児に関することを書いてみました。今後も、私自身のフランス滞在の記事を書きながら、フランスでの育児についても書いていこうと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます😊

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは、子どもの絵本や日本語書籍購入のために大切に使わせていただきます。