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野菜の煮びたし

私が住んでいる三浦半島は、カラフル野菜の栽培に力を入れているらしく、特に夏は、いろんな野菜が市場に並んで、買い物をするのも、料理を作るのも、勿論、お酒を吞むのも楽しい。

そんな野菜を使って、良く作るのが、野菜の煮びたし。
作る時は、好きな野菜を集めて、あっさり煮てほったらかすだけ。
でも、これが、日本酒の良いおつまみになるんだなぁ。

【材料】

トマト ミニトマトからミディサイズ位まで
とうもろこし
アスパラガス
ナス
茗荷
出汁(私はまるもの 特選 鰹ふりだしというパックだしを利用)
調味料(塩、昆布だし醤油、砂糖等、好みに応じて)

※野菜は何でもいいですが、とりあえず、写真に写っている食材で説明します。

【作り方】

◆基本の出汁

①お吸い物より、30%ぐらい味が濃い(ちょっとしょっぱい)、御出汁をご用意ください。
煮びたしなので、要するにおひたしと同じようなものなのですが、一度素材を一緒に煮たたせるので、味が素材に入りやすくなるため、おひたしに使う出汁よりは薄め…って感じで捉えてもらえると、良いかな?って思います。

(まるもの出汁パックで他の調味料を入れない場合、600CCで2パックぐらい)

※水道水の塩分濃度が、地域によってかなりばらつきがあるので、お好みの味に、お塩などの調味料を加えたり、水で薄めたりして調整してください。

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◆トマトの煮びたし

①トマトの皮は剥かずフォークを突き刺し、ガスコンロの直火で炙る
そうすると、トマトの皮が焦げたり、ぱちんとはじけて、皮がむけるようになります

②基本の御出汁に、砂糖を少し加えます(出汁に、甘みを感じる程度)

③砂糖を加えた出汁の中に、トマトを入れ、沸騰してから1~2分程度煮たら、火を止めてほったらかします。(冷めてから冷蔵庫に入れても良い)

※トマトは甘い方が美味しいです。その場合は、砂糖を入れないか、極わずかでいいです

◆とうもろこしの煮びたし(アスパラガスも同様)

①とうもろこしを食べやすい大きさに切る

②基本の出汁にとうもろこしを入れ、沸騰してから中火で2分ほど煮たら、火を止めてほったらかしてください
※要するに、普通に茹でる代わりに、出汁で茹でる感覚です

◆ナスと茗荷の煮びたし

①なすは、水にさっと通し、ヘタを切り落とし、フォークで皮に穴を数か所開け、ラップにくるんで、電子レンジにかけてください。
目安は1個当たり500wの場合で3分~4分です。(大きさによっても異なる)

②基本の出汁に、少しだけ醤油か、昆布だし醤油を加えます
お好みで生姜や砂糖をほんの少し加えても良い。なすだけの場合は、ごま油や豆板醤も加えてもおいしいです

③レンジから取り出したなすを、食べやすい大きさに切ります

④出汁が沸騰する直前でなすを入れ、沸騰したら火を止めます

⑤出汁が冷めてきたら、半分程度に切った茗荷を入れます

⑥そのままほったらかします

料理のポイント

素材をだし汁に入れたら、一度沸騰させることと、でも、長くても2~3分以内に火を止める事。極端な話、生で食べられるもの、下準備して、そのままでも食べられるものなら、沸騰したら、すぐに火を止めるぐらいでも良いと思います。
煮物は冷める時に味が沁み込みます。
味付けは、煮びたしっていうぐらいなので、おひたしをイメージしてもらえれば。良いかな?と思います。

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