丸くとがって平らなでこぼこ
祝福だけで関わりたいものがあるから、切り分けておく。わたしの気持ちも大事だから、持ち込まずに分けておきたいんだよ。
同じじゃないことで誰にも傷ついてほしくないから、わたしは、同じじゃないことであなたを遠ざけないという話をする。あなたがわたしを遠ざけても構わないという話をする。そのために、わたしに話せるわたしのことを、明らかにしておく。
それだけのことなのだと思う。わたしにできることはそれぐらいだ。
同じ体験を持たないことで、わたしはあなたを傷つけないよ。あるいはあなたに傷つかない。
わずかなつながりで一生懸命いっしょだと思わなくてもいい。
でも、わずかでも大事なつながりを感じられることもあるよ。
共通点がたくさんあっても全然一緒と思えないこともあるね。
わたしはあなたを知りたいし、あなたがわたしをこれ以上知りたくなくても構わない。あなたをよく知らないまま好きになるのは難しいけれど、あなたが既にわたしを好きでも構わない。
同じじゃないことは問題じゃない。
あなたが心から大切に思うものがあるのは、美しい。
あなたがもし、あんまり大切じゃないものを大切だと思おうとしているのを見かけたら、「本当に大切なものをわたしに教えて」と、声をかけたくなると思う。
わたしが何かを大切にしないことで誰かが傷つくなら、そのあなただから大切にできるんだよ。わたしが大切にできないものを大切に思うあなたと、話せることはないかと探すよ。
強い言葉を使うとき、わたしはいくつもの可能性を考える。何を誤解されたくないのか、どう思われたら困るのか。どうしてその言葉でなければならなかったのか。どう伝わってくれたら嬉しいか。
きっと、誰かを傷つけるつもりで書いたことは一つもないですから、もし傷つくことがあったなら、できればあなたが悲しまない言葉に言い替えたい。
わたしのために必要な言葉を、あなたがかけてくれるなら、わたしはずっと黙って聞いているよ。
誤解なく、すべての言葉を理解したよと言われたら、
どんなことでも話していいよと言われたら。
まるごと好きだよと言われたら、わたしは、
じゃあ、あなたに聴いてもらうためにずっとおはなしするね。
同じがきもちいいことも、違いが楽しいことも、同じが苦しいことも、同じじゃないと生きられないことも。
「同じじゃなくていい」ということが、ひとを傷つけることも救うこともあるということも。
わたしはたぶん、知っているだけだけど、知っているって言いたいんだよ。全部があって矛盾しないために、知っているわたしがいるんだなって思っていたいんだよ。
今、「あなたをあいしているよ」って気持ちはどこから来たんだろう?それもわたしは、本当は知っているのかなあ。
わたしは、誰かと出会ったときに、「わたしの傷はこのためにあったんだな」と、いつも思うよ。だから、傷ついているって話はしないんだよ。
あなたと出会いたいって伝えているんだよ。
恐れ入ります。「まだない」です。 ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 サポート、ありがとうございます。本当に嬉しいです。 続けてゆくことがお返しの意味になれば、と思います。 わたしのnoteを開いてくれてありがとう。 また見てもらえるよう、がんばります。