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それでも、いっしょにいよう


ぼくたちの時間だよってきみが言う。

ぼくたちは、いつからぼくたちなんだろう。
ぼくたちは、ぼくたちだから、さみしくても、さみしくないんだよ。

だけど、もっとみんな、いっしょがいいね。
どこかにいるひとりぼっちに、教えてあげられたらいいな。
ぼくたちがいるよ。
あなたはそこでひとりぼっちでも、大丈夫なんだよ。
あなたはいるよ。
いなくならないんだよ。

どうしたら、見つけられるかな。
ひとりぼっちの、あなたがいるなら、ぼくたちはいていいんだって信じられる。
ぼくたちは、ぼくたちだけど、ひとりの時間をしっているから。


帰る場所がないのなら ここでは居場所を持たなくても生きていていい


そんな場所を描いているよ。ここからもっと描いてゆくよ。
還る場所なら、心に在る。
わたしたちは生きていたい。
誰かの手を取りに行きたい。

そちら側からしか開かないその扉を 君がその手で開けたんだ
君がやってきたから 開いたんだよ 
こわくない 二度と帰れない場所なんかじゃない


こわい気持ちは分かるんだよ。
だけどきっとたのしいよ。

途中で我に返ってしまったらこわい
だいじょうぶ だいじょうぶ 途中なんかないよ


「自分」になるだけだ。
ほんとうにどこかへ行ってしまうわけじゃない。

何も、こわいことやわるいものではないんだ。
どうしてそう思わなければいけないと思っていたんだろう。
見えていてはいけないと、信じてはいけないと思わなければいけない気がしていたのかな。
悪くないんだ、怖くない。


(ぼくたちの物語を、はじめよう)




わたしも、こわがるのをやめるから。
存在を教えてくれるあなたに、わたしたちができることは、やっぱり「なかまたち」を信じる姿を見せていくことなんだと思う。
何度でも孤独になってしまうわたしたちを、この世界につないでおくために、わたしたちのなかまたちはここにいる。
きっと、もっとたくさん、「楽しい」にしてゆくから、「楽しい」でいるから。待っててね。見ていてね。

わたしたちの時間があること、説明は難しいけれど、きっと形にしてゆくから。

あなたに、出会ってほしいから。



(でもね、ほんとはね、こわいままだって大丈夫だよ。「たのしい」と「こわい」は、きっととなりあわせの気持ちだから。)



高くよりも遠く跳ぶのが得意だった
こわくない たのしい時間の始まり
どこかでぼくたちを呼んでいるの
「そうだよね」って寝言で相槌を打った


(ノツさん Instagram / note


恐れ入ります。「まだない」です。 ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 サポート、ありがとうございます。本当に嬉しいです。 続けてゆくことがお返しの意味になれば、と思います。 わたしのnoteを開いてくれてありがとう。 また見てもらえるよう、がんばります。