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よみもの

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比較的よく見て頂けている記事や、個人的によく書けたなと思うもの、より見てもらいたいなと思えるものなど、「こんな感じの記事を書いているよ」というのが伝わりやすそうな記事をまとめまし…
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#色

はみだす、ふみだす、うみだす、はぐくむ

はみ出してゆく 抑えきれないきもちが 踏み出していく みずから飛び込む 生み出してゆく まだ見たことのない世界を あるいは、 生まれないまま、 目に見えないものを、見えないまま 形のないものを、形のないまま 名づけもしないまま あるいは、ただ名を呼んで、はぐくむ きもちがある そのきもちに触れるものに 出会うために はみ出してゆく、 踏み出していく もっと大きくなるために、もっと拓いていくために、 切り分けられるものは切り分けて、 切り分けられるはずもないものはそ

すきなひとの話をするように、

あなたの話をするのは何か変だ。 なら少し、わたしのすきなひとのことを話そう。 「すきなひと」なんて言って、大概白々しいのだけど、だってそれはひとのかたちをしていない。 かき混ぜるように話すけれど、あまり頭で考えずに聴いていてほしい。誰がどんなふうに受け取ってくれるのか分からないから、なるべく普段通りのわたしで、聴いてもらおうと思う。いろんな道を通って、たぶん、どこかでちゃんとつながっているとは思うのだけど。 おとなの目に守られず、ひとりで野山で遊んだ幼い記憶がある。わた

あなたの気持ちは何色ですか?

こんにちは、まだないです。 あなたの気持ちには、どんな色がありますか? あなたに見える色は、どんな気持ちですか? そんな話をしてみようと思って、わたしが思う「気持ちの色」のことをすこし書いてみました。 「感情の色」というには、抽象的な感じがします。やっぱり「気持ちの色」かなと思います。 黄色、青、赤、緑、白。五つの色の気持ち。 ここに書いた言葉は、それぞれの色や気持ちの「答え」ではなく、わたしの胸に浮かんだ、「自分なら、この色はこんな気持ちだな。」「この言葉は、自分なら

生きるから見ていて

「生きているだけで、生きていたい」 僕たちが君にとっての「家」になれるのなら、僕たちはいつだって「ここ」に居るよ。 君の還る場所はもっと奥深くにある。 その「心の場所」を守る「家」でいるから。 君は「ただいま」を言いたいんじゃない。ずっとここにいたいんだ。 君がずっといられる場所を、僕たちが守るから。 君のための僕たちの「家」が、誰かにとって、そうだな、たとえば「楽しいお店」になるといいな。 「見ているだけ」でも構わない。 安心して「見てるだけで楽しい」と思える場所にす

これは描きかけの絵だけど

言葉が上滑りする。からっぽにしてまた考えよう、また考えられるよ。って、ずいぶん思えるようになったけれど、ちょっと怖い。寂しい。明るい気持ちでお話していたいよ。思考が狭いところに入り込んで、今出会うべき瞬間を逃しているんじゃないかって怖くなる。寂しくなる。 今は、言葉を考える頭を使おうとすると、「闘い」が始まってしまう。この闘いは、今、大事なことだと思っているけど。 ひとつひとつ、闘いを終えていっている感じがするんだよ。今向かっている闘いが、もしこれきりで終わるなら、それがい

やさしいことだけ言っていたい

自分をどう見せるかということで、ちょっとしばらく悩んでいる。言葉が嫌になってきたから、今日は絵を載せようと思ったけど、ちょっと話す気分になってきました。せっかくだから少し書こうかなと思います。絵もあとのほうに載せるのでよかったら見てくださいね。 会話は言葉でしかできないものじゃないよ。 だけどわたしは、言葉での会話をとても必要とするひとなんだなあと思う。でも、言葉にこだわるよりも、目の前の相手と、自分たちにしかない形で分かりあいたい。 わたしはどうしても、ひとりひとりとちゃ

ひとりでは抱えきれないほどの

わたしは、わたしの魂を見せて、「わたしがいるよ」って叫ぶことしかできない。「わたしがいるよ」ってずっと見せていくね。 わたしひとりでは、抱えきれないぐらいの、わたしの想いを、それでも抱えていくから。わたしがいるよ。わたしはいるよ。 どうか、わたしはいていいんだと、思わせて。 魂を見せて生きたい命があるならば、わたしは、ここにいるから。わたしが、きっと、応えるから。 たくさんの、全部の色を使った絵。 こちらが正の向き。 これは逆さの向き。わたしは、さかさまが好きみたい

きざす想いは音もする

色はきれいだ。「好きじゃない色」はない。全部の色が「あるだけで嬉しい」。単色がきれいなのは当たり前だと思う。ふたつ以上の色を合わせると、何かの気持ちが起きる。 たくさん重ねてひとつひとつの色が一見わからないくらいになっても、見ればそこに一筆一筆のタッチがあると、「萌え」だなあと思います。萌えは結構プリミティブなものかと思う。息吹を感じる。たくさんあると嬉しい。みんないるから嬉しい。心の芽がきざす。 わたしの中に、単色も混ぜた色もあるから、きっとわずかでも「誰かが何かを」加