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きざす想いは音もする

色はきれいだ。「好きじゃない色」はない。全部の色が「あるだけで嬉しい」。単色がきれいなのは当たり前だと思う。ふたつ以上の色を合わせると、何かの気持ちが起きる。

たくさん重ねてひとつひとつの色が一見わからないくらいになっても、見ればそこに一筆一筆のタッチがあると、「萌え」だなあと思います。萌えは結構プリミティブなものかと思う。息吹を感じる。たくさんあると嬉しい。みんないるから嬉しい。心の芽がきざす。

わたしの中に、単色も混ぜた色もあるから、きっとわずかでも「誰かが何かを」加えてくれた時に鮮やかな「萌え」が起きるんだと思う。
「予想外の萌え」を求めてる。
わたしは、生きるということを、まだ見ぬ相手との待ち合わせのように思っています。来なくても待ってる。生きる限りわたしは待つことをやめない。

会えて「会いたかった」と言えることが、これ以上ない気持ちかもしれない。好きとか愛とかはどこか説明的で、まあよく伝わるんだけど、それじゃ馴染まないこともある。
会いたい気持ちは眠っていて、会えたら途端に染み渡るような、「あなたに会いたかった」、正直な気持ちの言葉。
「会いたかった」「会いに来てよかった」
「会えてよかったね、わたしたち」
会いに来てくれてありがとう、あなたが来てくれて本当にうれしい。

永遠を生きる、瞬間の気持ちだ。
瞬間を感じたくて、永遠を感じたくて、わたしは色を用意する。ここに混ぜたいと思ってもらえるように。わたしの色はきれいだと信じる。音を立てるような、深い呼吸を感じるような萌えが欲しい。


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恐れ入ります。「まだない」です。 ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 サポート、ありがとうございます。本当に嬉しいです。 続けてゆくことがお返しの意味になれば、と思います。 わたしのnoteを開いてくれてありがとう。 また見てもらえるよう、がんばります。