見出し画像

“90年代オカルト”がいる森「“それ”がいる森」20240204

「それ」の正体、というかデザインがすごい。
90年台の映画かと思った。

つまり「学校の怪談」のような子ども向け映画なのか。ほのぼの子どもたちのジュブナイルを楽しめばいいのか。
と思いきやバンバン人が死ぬ。
子どもも死ぬ。ゴア描写もある。

相葉雅紀頼りの低予算ホラー映画なのか。
と思いきや松本穂香、小日向文世らちゃんと邦画らしい面々が出てくる。
相葉雅紀の妻役が江口のりこという配役も妙に邦画っぽい。
なんなんだ。
テイストが全く掴めない。

ラスト、あれだけの惨劇があった後に楽しげにサッカーをして「田舎に移住してよかったー」みたいなまとめ方のどうでも良さもすごかった。

そしてエンディングは明るいJ-POPでも流れるかと思いきや意外すぎるED映像。
奇跡体験アンビリーバボーだったのか。


これだけ誰に向けて作られたのかわからない映画もない。
すごい。
しかしなぜだろう。
結構ワクワクしてしまった。


そして仙台出身の自分ですら忘れていた福島にある「UFOの里」の存在。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?