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音声入力で文字を吹き込め

とにかく筆が遅い。これが自分の昔からのネックだった。小学校の頃によく作文を書かされた。作文自体は嫌いじゃなかった。どちらかと言うと文章を書くことは好きだった。

いつも感じていた。筆が進まない。書くことに時間を取られる。それ自体がストレスで常に自分に負荷がかかっていた。書き出すためにすごい馬力がいる。山を登るのに、一番重いギアで頂上を目指していた。

書いて、止めて、書いて、消して。

けど、時代は変わった。今はiPhoneを片手に思いついたら素早く書ける。音声入力の登場だ。昔は3、40分考えて5分で書き上げるそんなスタイルの文書の書き方をしていたと思う。でも、今はテクノロジーの恩恵を受け、とにかく自分の考えてることを喋っていけば、凄まじいスピードでかなりの分量を書ける。

この文章だってそう。確か音声入力が一般的になってきたのは、ここ1、2年位前のことだと思うけど。出始めの頃より、はるかに進化している。ぼそぼそ喋ってても、正確に文字を作ってくれる。2、3分しか経ってないけども400字を越えてきた。昔だったら、400字書くのに、どれくらい時間をかけていたかと思うとぞっとする。この音声入力で書くと言うよりかは、吹き込む。というスタイルが自分に合いすぎている。

素早くアウトプットしてしまう事に、あまりにもメリットがありすぎる。とにかく一心不乱に、ただ画面に向かって、ひたすら自分の頭の中を吐き出してあげればいい。そうした中でとりあえず文字を稼ぐ。

note下書きの右下に目を移すと、もの凄いスピードで800から900文字そして1000字に到達した。ただ喋ると言う作業をやっていく。凄まじい。皆さんにもやってほしい。文章を書くと言うことに興味がある人は、絶対にこの音声入力の恩恵にあやかって欲しい。人間の能力を伸ばす素晴らしい技術なので。ベタ褒め笑

目で言うメガネ、耳でいう補聴器。この2つのアイテムが、どんなに人間の可能性を広げたか?音声入力っていうのは文字を書きたい。文章を書きたいと思っている人のメガネであり、補聴器。

頭の中でモヤモヤと考えていた人がアウトプットする道具が鉛筆だったのが問題だったのかもしれない。

こういう風にして文字になってくれることにすごく感動を覚える。とにかく書いたもん勝ち。ひたすら書いて書いて書いてしゃべってしゃべって文章を埋めていくこの感覚が気持ちいい。

右下にカウンターのごとく文字が出てくるので、自分がしゃべる分だけ文字がどんどん増えていく。

もちろん文章をぼそぼそと喋って書いていただけでは面白くない。そこで構成をいじったりとか、文章にリズムを与えていくっていうまた別の作業がでてくる。

正直にライティングの勉強なんてしたことないし、文章の事はプロでも何でもない。

文章にリズムがある人。読ませてしまう人。それが目標。今はとにかく分量を得ると言う手段は手に入れた。自分が設定したテーマに対してひたすら喋っていく。分量を書いた上で、今度それを編集する。レトリックを使って読む人に面白いなと思っている文章を書きたい。

Twitterは140字以内の短い文章。インスタやら、Tiktokやら、ショートとかどんどん短いエンタメになってきてる。天邪鬼の性格なんで世の中で流行っていることの逆のことをやりたくなってくる。そこで文書だ。

社会人になってからまともに小説を読んだこともないけど、本を読んでない人間の文章が面白くなるかどうかわからないけど、やっぱり創作として何かかけることがあるなら、自分の中でたくさん書いていきたい。


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