【考察】ChatGPTがあれば資格不要？勉強不要？

結論、そんなこともないよねー？と思うので、そう思った理由を記します。
なんで資格いるの？なんで勉強しないといけないの？という問いへの答えの参考になれば幸いです。

前提

ChatGPTってなんじゃらほい、という方は以下見てみてね。使う側から解説してあるのでめちゃわかりやすい。

①問いを立てる(指示する)側のレベル上げ

プロンプトエンジニアリングという分野があります。ChatGPTに関してはすごい速さで有名になったので非ITの方にも裾野が広がったと言えましょう。
たとえばこんなん。

ChatGPT「指示命令」28選。初心者さんがすぐに使えそうなものを図解にまとめました。 pic.twitter.com/K9omBNFlc9

— たくま（福田 卓馬）l『文章でお金持ちになる教科書』著者 (KADOKAWA) (@shikamarurobo) March 24, 2023

勉強したり資格を取ったりすることで、分野に対する知識の全体像を得ることができます。それにより適切な指示や問いが立てやすくなります。
うまく指示が出せるようになると、結果的に早く適切な回答を引き出せることにつながります。
つまり、AIを使おうが人間の部下を使おうが、使う側にも一定の基礎知識が求められる状況に変わりはないわけです。

②自己満足や達成感を得られる

ただ知識を得るのみならず、資格取得により得られるモノはあると思います。自己満足や達成感を得ることは自己効力感や自己肯定にも繋がりますね。

これは別記事書いたのでこちらで。

③ 結局、現実の社会においてヒトにしか実現できないことがある

現在において、社会制度なども踏まえて、現実世界で意思決定・行動・経験ができるのは、ヒトでしか無いのです。あくまでも社会を構成する主体はAIではなくヒトであるべきです。
とはいえ、回答精度の低いヒトよりも、資格などの勉強によって能力が担保されたヒトに聞く方が安心、ということも多分にあるでしょう。そうであれば、一定のスキルレベルを担保するための資格は残ると考えられます。
裏を返せば、そういう役割を果たせない勉強や資格は、今後が怪しい…。

おわりに

一旦こんな感じで考えをまとめてみました。
適宜、追記変更するかもしれません。

あらゆるヒトがAIをうまく使いながらも、ヒトが創造性をプラスしていける世界になるとステキですね！