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【社員インタビュー】130万人のマクロミルモニタは私たちの大切なパートナー

マクロミルは、消費者パネル「マクロミルモニタ」の皆さんに、アンケート回答や多様なデータ取得などのご協力をいただき、幅広いビジネスを展開しています。この130万人にもおよぶ「マクロミルモニタ」を管理・運営しているのが、データビジネスデザイン本部リサーチパネルグループの花立沙代子さんです。リサーチディレクターの経験や仙台支社の立ち上げ、商品企画など、多岐にわたる経験ののち、育産休を経て、現在は同グループのマネジャーとして活躍されています。ご自身のやりがいや仕事の市場価値を追求してきた花立さんに、現在の仕事内容やマクロミルモニタの皆さんに対する思い、今後実現されたいことなどについて、広報の井上が詳しく話を伺ってきました。


自分のやりがいを追求し、市場価値を高められる仕事をしていきたい

―なぜマクロミルにご入社されたのでしょうか?

マクロミルは一つの業界に限らず、色々な業界のマーケティングに携われるので、その裏側を見てみたいと思ったことと、その中で自分が興味を持って取り組めることもあるだろうと思ったためです。それに「データを売る」って嘘がないと思っていて、そこに価値も感じましたね。マクロミルのように若いうちから裁量権を持って生き生きと働ける文化や、就活生なりに会社全体の成長の勢いを感じられたことも魅力に感じ、2009年に新卒で入社しました。

―これまでどのようなお仕事をされてきましたか?

入社後に配属されたのは、リサーチディレクター(以下、RD)と呼ばれる、調査票をもとに実際のアンケートの作成、配信、回収までを管轄する部署でした。その後、事業拡大で立ち上がったばかりの仙台オフィスで教育担当者として2年ほど赴任し、リサーチの裏側に携わる仕事を希望して企画部門に異動しました。ここでは主にToB向けのリサーチサービスの開発と、提携パネル構築の仕事を担当していましたが、RDの経験が活きることも多かったですね。これらの経験を踏まえ、今度はToC向けの身近に成果が感じられる仕事をしたいと思い、マクロミルモニタ(以下、モニタ)を管理・運営する現在のリサーチパネルグループに異動し、産育休を経て、現在に至ります。
常に自分の市場価値を考えながら、自分が好きなことや、やりがいを感じられるポイントを突き詰めて考え、自ら異動を希望し、そこでの実績をきちんと残しながらさらに次のステージにステップアップしていくことを意識していました。

様々な経験を通じて「自分のやりがいを追求して、市場価値を高めていきたい」と語る花立さん。

データの価値が高まる時代だからこそ、モニタとの信頼関係の構築が重要

―現在は具体的にどのようなことに重点を置いてお仕事に取り組まれていますか?

現在のリサーチパネルグループのミッションは、「高品質でアクティブなモニタを構築する」ことです。個人情報のあり方が変化し、規制を強化する流れが強まっていく中、今後も価値あるデータを提供していただくために、いかにモニタの皆さんと信頼関係を構築していくかがより重要になっています。信頼関係を構築するために重点を置いていることは、「丁寧に説明すること」と「日頃の距離感を近くすること」の2点です。

1つ目の「丁寧に説明すること」について、マクロミルが運営する『MillChoice(ミルチョイス)』での例を挙げて説明します。『MillChoice』は位置情報やアプリ利用ログデータを選択し、許諾いただいた上でデータをご提供いただくアプリです。モニタの皆さんに『MillChoice』を案内する際は、そのデータの取り扱い方法や活用イメージを分かりやすく説明するようなコミュニケーションを心掛けています。個人情報の取り扱いに関するニュースを見ることも多くなっているかと思うので、今モニタの皆さんが懸念されるであろうことを捉えて、適切なコミュニケーションをしていくことが大事だと思っています。

2つ目の「日頃の距離感を近くすること」は、TwitterとInstagramで公式アカウントを運用し、モニタの皆さんと日々コミュニケーションを行うことを心掛けています。公式Webサイトの「マクロミルモニタサイト」もあるのですが、もう少しラフなコミュニケーションができるような場を用意することで、マクロミルを身近に感じてもらえる機会を作っています。

マクロミルのモニタサイト公式Twitter(左)「#旅するコタ郎」が人気のInstagram(右)

モニタはサンプル数ではなく、ひとりの「人」。真面目にコツコツ回答してくれることに日々感謝

―モニタの皆さんに対する思いや日々大切にしていることを教えてください。

モニタの皆さんはサンプル数ではなく、ひとりの「人」として捉えることが重要だと考えており、リサーチパネルグループのメンバー全員が、真面目に日々コツコツと回答してくださることに感謝していますし、その感謝の気持ちを大切にしようと意識しています。

ごく一部の方に不正な回答をされる方もいらっしゃいますが、大多数は丁寧に回答してくださる方ばかりです。ご協力くださるモニタの皆さんの姿勢に対して、こちらも不信感を与えないようにしっかりと先にお伝えしたような丁寧なコミュニケーションをしたいと思っています。モニタの皆さんから見たマクロミルの魅力は、アンケート数が豊富で、手軽にポイントを貯められる点だと考えています。皆さんがその魅力を感じていただきながら、安心して楽しく継続してもらえるよう、丁寧に扱われていると伝わるような日々のコミュニケーションをこれからも大切にしていきたいですね。

以前、実態を知るためにモニタの方へインタビューを実施したことがあります。モニタ活動のモチベーションはどういう点か、生活の中でアンケートに答えるタイミングなどをお伺いしたのですが、実際にモニタの方を前にして、よりモニタ像が明確になりました。こういった体験が施策やコンテンツ企画のソースになりますし、自分や自分の家族が回答する立場になって考えてみることも重要だと思っています。

また、アンケートを送る側として、営業担当やリサーチャー、RDといったマクロミルの様々な部署のメンバーが関わっていますが、チェックを重ね、ミスなく且つ答えやすいアンケートになるよう努めています。どれか1つでも欠けたらモニタの皆さんへご迷惑をお掛けしますし、信頼関係を崩すことにも繋がるので、モニタの皆さんとの信頼関係の基盤は全社で取り組む必要があります。社内でもモニタ理解を深め、信頼構築を維持していけるように、引き続き部署を横断して連携を行っていきたいですね。

マクロミルを通じて社会との繋がりを感じてもらいたい

―これからは、どんなことに取り組まれたいですか?

今後は、アンケート回答だけではなく、様々な種類の調査への参加や『MillChoice』のようなアプリの利用を通して、モニタの皆さんにご協力いただく活動の幅が増えていきます。

その中で、モニタ自身がちゃんと自分の声が反映されていることを実感する、つまり社会との繋がりを感じてもらえるようなサービスを設計していきたいです。モニタの皆さんには、アンケートに回答いただくことでポイントという形で報酬をお支払いしていますが、この世界観だけではなくて、回答に参加いただくこと自体に価値があり、自身の回答が社会を変える一つのきっかけになると思ってもらえるよう取り組んでいきたいですね。実際にモニタの皆さんの一つひとつの声が、確実に社会を変えるきっかけになっているのですが、なかなかそれを実感いただく機会がないのが実情です。私たちマクロミルのビジネスを支える大切なパートナーであるからこそ、その価値をしっかりとお伝えをして、より深い信頼関係を築いていきたいと思います。

「モニタの皆さんが社会との繋がりを感じてもらえるようなサービスにしていきたい」と笑顔で語ってくれました。

―ありがとうございました!

インタビュー当日は、マクロミルモニタサイトに登場するキャラクター、アンケー党のコタ郎も登場し、始終和やかな雰囲気でした。モニタの皆さんの日々のアンケートへの回答が企業に役立ち、それが最終的には消費者へ繋がっていく。そんなマクロミルのビジネスの根幹を支えてくださるマクロミルモニタの皆さん全員に心から感謝をしているという花立さんの思いが強く伝わってきたインタビューでした。改めてマクロミルモニタの方々の大切さを再認識するきっかけにもなりました。花立さん、お忙しい中お時間いただき、ありがとうございました!

写真撮影 / コーポレート・コミュニケーション・IR本部 柳川亜紀子

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