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地テシ:294 「昭和青春グラフィティ」展が面白いんだけど今日までだよ!

劇団☆新感線「神州無頼街」のゲキ×シネが来年1/13(金)から始まりますが、その舞台挨拶と生中継が1/14(土)にあるんですって!

ダブル主演のバディを演じて頂きました福士蒼汰さんと宮野真守さんによります舞台挨拶が全国の映画館にも配信されます!
昨年、大阪、富士、東京と三都市で暴れ回った長身バディと身堂一家と次郎長一家と街の人々が全国の映画館に帰ってきますよ。来年1月ですので新年早々どうぞよろしくお願い致します!


さて、前回はハイブリッド型総合書店hontoを便利に使っているよという話でしたね。hontoと連携している丸善、ジュンク堂、文教堂だと在庫確認が本当に簡単なんですよ。

そんなワケで、全国にあるこれらの書店に行くのが好きなのでして、欲しい本が溜まってくるとMARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店とかに行ってまとめて買ってくる日々を送っていたのですが、先日行ってみたら来年2023年の1月末で閉店するんですって! うわー、一大事だ!
というのが前回のまとめ。

通販サイトの伸長や電子書籍の台頭などで全国の書店が次々と閉店していっています。本好きとしては悲しい限りですが、いくら支援しようともこの流れは止められそうにありません。
さらに、高度成長期から約50年ほど経ちまして、大型ビルの建て替えや再開発も増えてきました。それに伴って入居していた書店が閉店してしまうという流れもあるようです。
赤坂にあった文教堂赤坂店も駅前再開発の流れの中で今年の6月にビルごと無くなってしまいました。

ホントにたまたま最終日に行っちゃったのよ。そして最後の買い物をしたのよ

赤坂ACTシアターなどで赤坂に行くことも多く、品揃えやオススメ本のラインナップなどでも大変重宝していたのですが、ビルごと無くなるんじゃしょうがない。
書籍離れの流れもあって、場所を移しての移転再開も無いそうです。たまたま最終日に伺うことができたのですが、なんとも淋しいもんですねえ。

MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店も同様の流れでして、入居している東急百貨店渋谷本店が再開発されるので、移転ではなく閉店となったようです。
東急百貨店渋谷本店の跡地には大型商業施設が2027年に竣工する予定なのだそうですが、それに合わせて隣のBunkamuraにあるシアターコクーンも改修のために2027年まで長期休館するんですって。こちらも中々に衝撃的なニュースです。まだ一回しか出たことないのに!

東急百貨店閉店からシアターコクーンの長期休館とMARUジュン書店の閉店と、ショッキングなニュースがまとめて起こりまして、知らなかったもんだから大変驚きました。お店や劇場などの施設は未来永劫に存在するものではなく、いつかは無くなると判ってはいてもやっぱり寂しいもんですね。


そんな閉店まで約一ヶ月となった東急百貨店渋谷本店で「昭和青春グラフィティ」展が開催されています。昭和後期に青春を送った人々をターゲットとした、様々な文化をまとめた小さいながらも奥の深い展示でした。

7階のMARUジュン書店(また略しちゃった)の一画では「文化(カルチャー)」をテーマに、昭和40年以降くらいの雑誌、書籍、映画ポスター、テレビ番組資料などの紙文化を中心とした資料が展示されておりました。POPEYEビックリハウス宝島などの若者文化に影響を与えた数々の雑誌やコミックス、寅さん角川映画などの懐かしの映画ポスターやパンフレット、「笑っていいとも」などのテレビ番組台本など、懐かしいモノやら初めて目にするモノやらといった貴重な品々が並べられ、感慨深い気持ちになりました。

野球、相撲、プロレスなどのスポーツ関係
サブカルチャー系の雑誌や書籍。「宝島」は買ってたなあ
アニメやファッション関係。こんな私でも時々Hot-Dog Pressとか読んでましたよ
映画のパンフレットやテレビ台本。「時をかける少女」とか懐かしいなあ


4階の展示スペースは二つに分かれており、「生活(ライフ)」のコーナーでは文具や雑貨、缶ジュースなど、昭和の生活アイテムが色々と展示されていたのですが、圧巻だったのが当時の子供部屋の再現です。

この右側には東急百貨店渋谷本店の歴史年表も展示されていました

「昭和後期の男の子の部屋」にはファミコンやアイドルポスター、ギターに混じってマディソン・スクエア・ガーデンのバッグが有ったのが胸熱ですね。

左端にチラッと見えているけどLARKのゴミ箱まであったよ
手前にはファミ通やキン消しなどの展示もありました

「昭和後期の女の子の部屋」にはぬいぐるみや少女漫画、シブがき隊のグッズ、さらにはポール・モーリアらしきアルバムの裏ジャケットがあるのが感慨深い。

私には姉がおりましたので、なんだか既視感があります。なんかこんな感じでした
白泉社系が多いな。そしてペコちゃんも多すぎやしないか

いずれもおそらくは1985年(昭和60年)前後の中高生を想定しているのではないでしょうか。要するに現在50歳くらいの人なら「あ~! 判る判る!」と思われるんじゃないですか?

もう一つの「流行(トレンド)」のコーナーには昭和後期に流行った様々なモノ、そりゃもうウォークマンやらガンプラやらパソコンやらソフビ人形やらがズラッと並んでいました。相当なお宝もんばかりです。

こちらはソフビ人形やら巨大ロボットやら。当時の子供たちにとって垂涎の的でした

中でも大きくスペースが取られていたのがレコードのコーナー。しかも貴重なピクチャーレコードもたくさんありました。ええと、ピクチャーレコードって判りますかね? レコードの盤面に大きく写真がプリントされているのです。ここまで書いて不安になりましたが、もしも「レコード」自体が判らないのでしたらばもうお手上げです。

こちらは洋楽を中心に。一番上にはハート型のLPレコードもありますね
こちらはアイドル系。聖子ちゃんカットが懐かしい
シティポップ系には山下達郎、大滝詠一に混じって松尾清憲やPSY・Sも!

いやあ、お腹いっぱいです。昭和後期に青春を過ごした方々ならば大変楽しい展覧会なのではないでしょうか。ウチにもあったなぁとか思い出したりノスタルジックな気分になったり。
ただ、人によっては恥ずかしい黒歴史を思い出したりして叫び出したくなってしまうかもしれませんのでご注意ヴァーーーー!!!

まあね、実はこういった昭和を懐かしむような展示って最近は割とよくあるのですが、80年代のカルチャーに絞ってまとめられていたのが1964年生まれの私としてはかなり刺さって面白かったってコトですよ。
また、MARUジュン書店フロアでの展示では、その後ろに現在でも買える昭和カルチャー関係の書籍(企画本とか写真集とか雑誌「昭和40年男」とか)も大量に置かれてあり、私もまんまと何冊も買ってしまいましたよ。書店でこういう展示が行われて、しかも関連本を買うことができるってのは良いアイデアですよね。


とか、長々と「昭和青春グラフィティ」展のオススメをして参りましたが、改めて確認してみたら、この展示は12/25(日)まででした。もう明日までですよ! いや、もう今日までですよ! 閉館する来年1月末までだと思い込んでいましたが、実は今日まででした。うっかりさんだな。
ええと、そんなワケですので、ココまで読んで気になった方は何としても明日12/25のクリスマス気分溢れかえる渋谷まで繰り出して、東急百貨店渋谷本店に行ってみて下さい。
東急百貨店もMARUジュン書店もあと一ヶ月ほどで閉店してしまいますからね。想い出がある方もない方も、無くなってしまないうちに、お早めに!